ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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"はぶ茶"に祖母を偲ぶ

高校生の時、祖母が作ってくれたお茶が好きだった。他のお茶にはない美味しさがあった。「そのお茶をちょうだい」とせがむ同級生もいた。後で母から”はぶ茶”だと聞いた。
記憶は遡る。
小学生の時、祖母が作ってくれた"かしわ餅"もとても美味しく、つまみ食いをしながら手伝った。"イチゴエキス"を凍らせると、とても甘くて美味しく、食べ過ぎてお腹を壊した。雷雨の音を聞きながら祖母にやさしくお腹をさすってもらった。 
 
祖母は10年以上病院に入院し、数年前に他界した。亡くなった時に私は仕事が忙しく、母は私を気遣って連絡してくれなかった。祖母が亡くなった翌日、私は祖母の夢を見た。とても綺麗な白い着物を着て、まばゆい光に包まれて、元気な時の笑顔で、ただ笑っていた。
母から祖母の死を聞いたのは、葬式を終えてからのことだ。葬式には行けなかったが十分なお別れはしたので、連絡をしてくれなかった母への怒りも、葬式に行けなかった悔いもなかった。あれ以上のお別れはないと思う。
私は宗教も神も信じない。天国も地獄も信じていないが、ご先祖様の存在は信じる。矛盾しているが、祖母は天国にいるんだろうとも思う。

その後、はぶ茶を飲む機会があった。田園地帯の道の駅で茶葉を売っていた。記憶の味とは少し違っていた。祖母のはぶ茶ではなかった。
今、手元に、はぶ草の種がある。ここに至ったのは幾つかの偶然の産物だ。しかし、今後は明確な意思を持ってはぶ草を育て、はぶ茶を作りたい。祖母がかつてしていたであろう手作業を偲び、祖母が私にくれたものに感謝しながら、祖母の味に近づくのだ、と。

『コツのコツ 家庭菜園の不耕起栽培 「根穴」と微生物を生かす(水口文夫)』は、他の本にはない視点や考え方があふれています。エビスグサを栽培すると根が深くまで張るので深くまで根穴を作るし、マメ科植物なのでチッソを固定し、ネグサレセンチュウの防除効果が高いとあります。

そこでエビスグサを栽培しようと思い、調べるうちに、エビスグサははぶ茶の材料であること。本当ははぶ草で作っていたが収量が少ないのでエビスグサを使うようになっていることを知りました。

園芸店では店頭に在庫はなく、取り寄せることになりました。最初、エビスグサの種を取り寄せようと相談していましたが、成り行きで、はぶ草の種を取り寄せ、先日、購入してきました。0219-ハブ茶

どの畝に播くかは決めていませんが、日当たりの良い場所、悪い場所、水はけの良い場所、悪い場所など、いろいろ試してみるつもりです。
タネをお茶の材料にすると紹介しているサイトがありますが、祖母のはぶ茶は茎葉だけでした。これも、いろいろと試してみます。
それにしても、私が伝承していない農村文化の多いことに、ため息が出そうになります。
〔参考にしたサイト〕
▽ウィキペディア バブソウ  エビスグサ
やなぎ堂薬局
▽土佐のおんちゃんの田舎暮らし奮闘記 「ハブ草の種の味は?」 「いかにうまいハブ茶を作るか?」
▽エビスグサの栽培(島根県HP
▽自然派で行こう 「いよいよエビス草結実」
▽ANGEL HEART「ハブ茶の作り方

2月27日追記 夢で、また祖母に会えた。今は廃屋になってしまった祖母の旧家の牛舎に祖母がいた。牛舎は荒れ果てていたはずなのに、とても綺麗だった。本当にそんな綺麗な使い方をしていた時があったのかもしれない。祖母の家は古い。土間の天井は高く暗く、家のあちこちは暗く、物の怪がいるような雰囲気の中で不安な気持ちでいて、突然会えた祖母に、私は夢の中で、抱きついて泣いていた。
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[ 2012/02/19 12:38 ] ├ その他の緑肥 | TB(0) | CM(7)
No title
え・・・エビス草とハブ草と、違ってたんですね〜
私が母の実家で飲んでたのは、おそらくハブ草のほうだったのでしょうね。
ずーっと、自家採種でしたから・・・
何となく、最近ときどき飲むハブ茶は「きつい味だな。。。」と感じてたのは、そのせいだったのでしょうか。
[ 2012/02/20 00:26 ] [ 編集 ]
Re: No title
おじゃまま さま

私、そもそもエビス草を飲むということを知りませんでした。
エビス草=ケツメイシというのも知りませんでした。
本当に、知らないことだらけです。
[ 2012/02/20 06:08 ] [ 編集 ]
No title
素敵なおばあさまの想い出ですね

私の親戚には、農をしていた人がいないのでとてもうらやましく思います
ハブ草といえば、一昨年ネット友さんよりいただいて、蒔いたところ2つしか芽が出ませんでした。
残念なのですがそれを畑に定植しようと、自転車のかごに乗せて走っていたら、車にはねられぐちゃぐちゃになってしまった想い出があります。
たつきさんの記事を拝見して、ハブ草のタネ、また蒔いてみたいと思いました
[ 2012/02/20 23:33 ] [ 編集 ]
No title
たつきさん

こんにちは。先日はどうもありがとうございました。

おばあ様が作られていたハブ茶を、その味を思い出しながらまた孫のたつきさんが作られるって・・・すごくいいですね。

私は今、生前祖父母が隠居してた家に仮住まいしているのですが、盆栽やその鉢がいまだに残っていて・・・そのうち祖父の鉢をつかって盆栽をやってみたいなと思っています。

いつかおいしいハブ茶ができたらブログで紹介してくださいね。
[ 2012/02/22 15:15 ] [ 編集 ]
盆栽ですか!
ニャンさま

こんばんは。
祖父母の家では、牛を2~3頭飼育していたし、ニワトリも飼っていたし、
くん炭も作っていたし、炬燵は炭炬燵だったし、
失われた農村文化がたくさんあったのです。
それに触れて育ちましたが、当時、興味はありませんでした。
惜しいことです。
そして、今は家も土地も荒れ果ててしまっています。
祖父母の持ち物は手元にはありません。

何か残っているというのは、有り難いことですね~。
いつかは私も盆栽に興味を持つかもしれませんが、今は家庭菜園で手いっぱいです。

ハブ茶については、今後もアップしていきたいと思います。
ソバ茶も。
そして、現在栽培中の大麦で麦茶も。
[ 2012/02/22 20:48 ] [ 編集 ]
No title
たつきさん

牛とにわとり、炭炬燵、燻炭・・・失われた農村文化・・・私の憧れのパーマカルチャーな暮らしです。 そういう素晴らしいものは復活させたいですね。

牛は無理でも、ヤギとかニワトリが広い庭にいたら素敵ですね~。ニワトリに畑で採れた野菜くずや麦やぬかを食べさせて、安全な卵を食べるのが理想です・・・。

そば茶もいいですね。そばの花はとてもかわいいですよね。
[ 2012/02/23 23:10 ] [ 編集 ]
ニワトリは
ニャンさま

パーマカルチャーの本を読むと、移動式ニワトリ小屋が紹介されていました。
これは…と惹かれましたが、私の高畝畑では使えないと冷静に考え、却下です。

ヤギも可愛いですよね。
目はちょっと好き嫌いが分かれますが(笑)

[ 2012/02/24 05:13 ] [ 編集 ]
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