ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

剪定クズくん炭を作ってみた-作り方、用途、特徴-

剪定くずで炭を焼きました。

もみ殻くん炭が良いとよく聞きます。私も作ろうとしましたが、「冷やし菜園はじめました」さんのブログによると、作業に結構な時間がかかるようです。
また、道具は大きくて保管場所について妻から苦情が出るのが目に見え、見送っています。

もみ殻くん炭がダメなら、剪定クズや落ち葉を燃やして草木灰を作ろうかと思いました。 ちょうど畑には、ご近所で発生した剪定クズを引き取ったものがありました。 ところが折しも、図書館で借りた中島康甫(2000)『ぼかし肥と緩効性被覆肥料で30坪の自給菜園』農文協で、剪定クズくん炭について目にしました。こちらの方が良さそうです。くん炭を作ろうとしても、どうせ完全燃焼して草木灰がたくさんできるでしょう。

季節は冬。乾燥した空気は火事の危険大。経験が少ない私は慎重にチャレンジです。
こんな-
0205-くん炭1

この地方では年に数回しかない積雪を待っていました。これなら至る所が雪に覆われ、初心者でも火事の心配は少ないハズです。

作業にかかる前に、剪定クズくん炭の特徴と用途を調べました。



   
特徴
①多孔質
炭は多孔質なので、善玉菌の棲み家になったり、有害物質を吸着して土壌を浄化する機能をもっている。
②肥料成分
非常に吸収しやすいリン酸、カリ、マグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれている。
くん炭の特徴も草木灰の特徴もあるようです。

用途
①ボカシ肥の材料
容積比で5~10%くらい混合すると、善玉微生物の量や活力が高まる。また、不足するカリ分やリン酸が補給される
ボカシ肥の完成時に混合すれば、水分を吸収してサラサラの保存性の良いボカシ肥に仕上げることができる。
→私は無料で手に入る米ぬかでボカシを作っていますが、米ぬかはカリやリン酸が少ないので、丁度良くなります。さらに、保存がよくなるので、万々歳です。 
②育苗、播種等で
ポット育苗の培養土を畑の土で作る場合、くん炭を20%くらい加えると、排水性の改善、幼苗期に重要なカリ分やリン酸が補給される。
直播する場合は植穴と覆土にくん炭を混ぜると、特にマメ類の発芽がそろう。
株元にマルチすると、昼間、地熱を吸収して夜に遠赤外線を放出して株元の地温をあげてくれる。泥ハネも防げる。
→ビニールマルチをしない私には地温上昇の有効な手段となります。
③土壌改良、肥料で
アルカリ性なのでpH調整に使える。またミネラルの補給に使える。
→自然栽培をしていると、自然とpHは調整されていくようですが、それでも初期の畑ではpHが低すぎる場合があります。通常は石灰を散布するのでしょうが、苦土石灰や消石灰は効果が強いため、土壌の環境を大きく変えてしまいます。アルカリ性が強くなると病原菌の活動も盛んになるそうです。また、苦土石灰は土を固くするとも聞いています。その点、草木灰やくん炭は安心して使えます。

作り方
実際に作りました。とにかく、火事の心配を最優先して、雨や強風の吹かない日に作業を始めます。
本当は消防署への届け出が必要なのかな?
①道具
スコップ、着火用のコンロ、剪定クズを切るためのノコギリ、そして水を用意しました。
0205-くんたん2 


②畑に穴を掘る
深さ15~20cm程度の穴を掘り、穴の上部に少し太めの枝を複数本渡します。大きさは、50cm×30cm程度にしました。

③枝の上に小枝を乗せて着火する
燃えやすい小枝を太い枝の上に乗せ、穴に落ち葉つきの枝を入れて火をつけます。乾燥した落ち葉は、意外なほどよく燃える場合があります。特に油分が多い落ち葉はメラメラと炎を上げて急激に燃えるので、多量を入れるのではなく、少しずつ様子を見ながら燃やしました。 炎が高くなりすぎたら、スコップでつっついて勢いを殺します。
最初は木も土も濡れていたので、すぐに火が消えましたが、数回繰り返すと乾燥したのか火がつきました。
0205-くんたん3 

④枝の処理、追加
炭化した小枝をスコップなどで押さえて折って、穴に落とします。すぐに新しい小枝を乗せ、これを繰り返します。
そのうち、落ち葉つきの枝を燃やさなくても火が安定しました。消えないように様子を見ながら太い枝を早い時期に入れます。
0205-くんたん4  
だいたい、2時間30分で穴が8分目まで一杯になりました。 
太い枝は生木状態の場所もありましたが、土をかぶせて蒸し焼きにします。

0205-くんたん4 
土をかぶせて2時間後。煙が地中から出ています。ということは酸素が地中に供給されているので、穴をふさぐように土をかぶせます。 
翌日も煙が出ていました。中で木が炭化して重みで崩れていくようです。土を叩いて煙が出ないようにしました。

 
⑤後処理
この状態で丸2日間放置し、無酸素の状態で完全に炭化させます。ときどき様子を見て、土に穴があいて煙が出ていたら穴をふさぐように土をかぶせます。
3日目くらいして、余熱は残っていても、炭を金属製のバケツに移すそうです。通常は数時間で常温に下がりますが、再着火の可能性があるのでさらに屋外で1日放置します。
私の場合は仕事の都合があって、掘り出したのは1週間後でした。
0209-スミ 
まあ、悪くはないと思います。スコップでつついてくずして、紙の米袋に入れて濡れない場所に置いておきました。
途中、雨や雪も降っていました。完全に冷たくなっていたので燃える心配はないでしょう。
関連記事
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。