ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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☆まとめ ジャガイモのそうか病対策 理論編

私の借りている畑では、そうか病が深刻です。タワラムラサキやグラウンドペチカなど紅色系のジャガイモでは見られませんが、デジマ、ニシユタカ、キタアカリなど白肌のイモはカサブタやホクロだらけ。
やっぱり、白磁の肌のジャガイモを収穫したいので、そうか病対策をまとめました。(別の記事で書いていたものを抜き出し、加筆します。)

原因と対策

社団法人 北海道道馬鈴しょ生産安定基金協会の知見
塊茎形成期の高温・乾燥条件で多発
最後の土寄せ終了後に有機物でマルチしたり草生栽培により高温・乾燥を防ぐことができるかもしれません。水路から延々と水を運ぶこともできますが…基本的にお天道様次第です。
短期輪作(連作)および根菜類の過作が発病を助長
畑の使い方と土のステージの現状から、短期輪作はやむなしです。
2013年までは、2区画を春、秋と使い回していましたが、2014年からは4区画輪作の隔年栽培を計画。ジャガイモは主力だけに栽培面積が多く、いつも悩みのタネです。
根菜類は現状、輪作体系には入れていませんが、来年、どうなっているか分からない。
2014年2月のプランでは、春ジャガ→エビスグサ(採種せず撤収)→麦→エダマメまたは陸稲→タマネギ→秋ジャガ→麦→ネギ、トウモロコシ、ヒマワリ→春ジャガってまわすことを目論んでいますが、1回も実施していない机上の輪作なので、やってみるとあちこち齟齬が生じることを覚悟です。
豆類の作付け頻度が低いほど多発
豆類がそうか病を抑制するようです。春ジャガイモ収穫後の晩生エダマメの栽培を考えていますが、晩生エダマメも様々な品種があって、7月になって播種できそうなものもあれば、6月中で終わりのものもある。が、この辺りでは晩生エダマメは販売されていないので、ひょっとしたら、栽培不適なのかも。
晩生がダメなら早生。秋ジャガイモ栽培前の早生エダマメ栽培は問題なさそうです。
どこでも生えてくれるエビスグサも使えそう。冬のグランドカバーになるヘアリーベッチもマメ科。
どれも自家採種できるので、たくさん種がとれれば、空いている場所には豆を播く。邪魔になれば惜しげもなく刈る。将来のこんな日を妄想しています。
ただし、雪印種苗(株)によると大豆はセンチュウを増やすため前作作物としては最適ではないとあります。
土壌pHが高く、あるいは交換酸度が小さいほど多発
石灰はまきませんが、今季、モミガラくん炭を大量施用したので、そうか病は免れないと思いますが、仕方ありません。
バーク堆肥などの有機物の施用は発病を助長
種イモの上からガサガサ有機物マルチで通気性を確保-という方法をしたことがありますが、この方法は止めた方が良さそうです。
抵抗性品種
主要な品種はそうか病への抵抗性は弱いようです。抵抗性が強い品種もあるようですが、いずれも聞いたことがないものばかり…一般的ではなさそうです。

竹内孝功さんのご助言
対策について助言をいただきました。嬉しい限りです。
ネギ-ジャガイモの交互連作

1)ネギを前作育て、ネギを立派に育てる。
2)そうか病にかかっていない、健康な種イモを用意する。
3)ジャガイモを無肥料で、ジャガイモの株間にツルなしインゲンと混植する。
4)ジャガイモ収穫後に、ネギを育てる。
5)それを繰り返す。
ポイントは、前作ネギをしっかり育て、ジャガイモは無肥料で育てること。だそうです。
輪作計画を立て終えていましたが、嬉しい修正作業です。

その他の対策です。
ヤマカワプログラム
現代農業2013年10月号掲載。光合成細菌と酵母エキス、そして耕盤層の土を煮た「土のスープ」の3点セットの散布。「ソウカ病激発圃場でキレイなジャガイモがとれた」とあります。
光合成細菌と酵母エキスは面倒なので不採択。

海藻、海水
奄美の方で、海藻ソゾノハナがそうか病に効果があるという論文があります。同様にこの辺りの海藻がそうか病に効果があるかもしれません。ジャガイモ栽培で海藻を肥料にするってのは、実際にあるようです。
ただし、過剰な塩分はジャガイモやサツマイモの皮を厚く硬くする場合もあるようなので注意です。

ムギ
麦は、その豊富な根から様々な物質を出しており、その作用でそうか病が減るようです。
ヘイオーツ
ヘイオーツにはそうか病以外も、様々な病気を減らす効果があるとのこと。ただし、肥で育てるというムギです。また、日当たりに影響を及ぼし、ジャガイモの収量に影響を及ぼす場合も考えられます。
小麦
春にジャガイモを植えて、そこに麦を植えると、ジャガイモが育つにつれ麦も育ちますが、麦は暑さに耐えられずに枯れます。が、麦の根の効果でそうか病も減るとか。
使い方
前作に麦を植え、すきこんでおく方法もありますが、混作して麦をジャガイモと同時に植える方法もあるようです。
雪印種苗(株)によると、小麦→ヘイオーツ→ジャガイモや、ヘイオーツ2作栽培後のジャガイモ栽培がそうか病対策として推奨されています。
ムギは品種と播種時期がポイントになりそうです。早すぎればジャガイモと競合し、遅すぎれば効果がないどころかすぐに枯死しそうです。

連作
「連作を繰り返して5年目でそうか病の発病が減った」というのを読みました。連作を続けることで一時的に病気は増えても、やがて減少するそうですが、土の性質などにもよるんでしょうね。大声で叫ぼう、「僕の5年を返して」という結果にならなければ良いのですが。

フウロソウ
北海道立中央農業試験場の研究成果。詳細は書いていませんでしたが、拮抗性成分でそうか病が減るとのこと。

竹林のハンペン
竹林で見つかる白い菌の塊です。これでそうか病が減るみたいだと、あるブログで見ました。仮に減らなくても菌は有益なので、やってみる価値はあります。


要するに、病原菌の増殖を抑制するためにどうするかです。方法の一つは前作や混植の工夫にありそうです。ネギもムギも、根から様々な成分が出て、それが効果的なようですから。
ならば…連作障害が出やすいという陸稲栽培後のジャガイモ栽培にも興味があります。
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[ 2014/02/09 20:45 ] ├ ジャガイモ | TB(0) | CM(4)
そうか病対策
いつもうちのブログ見ていただき感謝しております。そうか病について、とても勉強になりました。ありがとうございます。

うちの生徒さんでもそうか病に悩まされて、調べた結果、10年間一回も石灰を施していないのに、PH7.5と極めてアルカリ化が進んでおり、そうか病になりやすい環境だったようです。

その後、ネギとジャガイモの交互連作にして問題は解決してきていると聞いております。

ポイントは、
1)ネギを前作育て、ネギを立派に育てる。
2)そうか病にかかっていない、健康な種イモを用意する。
3)ジャガイモを無肥料で、ジャガイモの株間にツルなしインゲンと混植する。
4)ジャガイモ収穫後に、ネギを育てる。
5)それを繰り返す。

たつきさんも実験してみてください。ポイントは、前作ネギをしっかり育て、ジャガイモは無肥料で育てることです。
[ 2014/02/12 23:34 ] [ 編集 ]
Re: そうか病対策
うわぁ、驚きました。
早速、記事に追加させていただきます。
お礼のコメント竹内さんのブログで。
[ 2014/02/13 06:13 ] [ 編集 ]
こんばんは。
そうか病対策、とても参考になりました。
「連作しているとそうか病が減った」というのを見て 思い当たることがあります。
毎年、取り残しの種じゃがいもの場所が一箇所あるのですが
(北あかり)その場所のじゃがいもは遅霜の時も、それなりの丁度良いタイミングで成長して収穫できて秋作の時も丁度良く収穫できて その上 綺麗な肌のジャガイモが採れるのです!!
意識的に連作していたわけではないのですが、何か ヒラメキを感じました。
[ 2014/03/01 22:11 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 畑の猫さん

 おはようございます。

 そうですね。連作は良くも悪くもポイントになるかと。
 私にも経験がありますが、何故か自然生えのジャガイモは肌がキレイです。
 惜しむのは、小さめのイモが多いこと。

 一般的に連作で収量が減ると言われていますが、北見農業試験場の長年の研究成果で、
 カリ分だったか、施肥によっては思ったよりも収量が減っていませんでした。

 ただ、あの辺りの土壌とこっちの土壌とでは全く性質が違うと思うので、
 単純にその成果を適用できないと思います。
[ 2014/03/02 06:04 ] [ 編集 ]
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