ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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脱・不耕起

不耕起を信じ、原則を貫いた昨年。
少し懐疑的になり、ヨモギの駆除等もあって耕起した畝もある今年の春。
そして今、大麦の中耕をして、畝によって対応を変えるべきことを実感しました。

きっかけは大麦の中耕と麦踏みです。
農業全書で、中耕の重要性を説いていたので、麦を踏みながら中耕します。

各畝の状態

道路に面した畦に沿って播いた麦です。緑肥栽培用に、本腰を入れて改良に取り組むことにしました。
131123畦
どうやら無事に生えそろってくれました。
ここは、今後、カヤやヨモギ、ついでに持ちこんでしまったミントの根を取らないといけないし、石がゴロゴロ埋まっています。これらは冬の間に何とかなりますが、土が非常に痩せており、かつ踏み固められているので、野菜を植えるには長い目で改良に取り組まないといけません。

そのために耕して土をほぐしますが、ここの中耕は三角ホーの一振り一振りが力仕事です。
131123畦2
畦なので踏んできたこともありましたが、これから、不耕起で土を柔らかくするなんて考えられません。

普通の畝
畑のあちこちに植えた大麦や小麦、ライ麦も、遅れて播種したものを除き、無事に生え揃ってくれました。
131123D列
これはジャガイモ輪作用の畝。育土まで手が回っていません。せいぜい、草を乗せたり、場所によっては生のモミガラを入れているくらい。

耕作1年目から借りている畝も麦を播いています。
131123大麦など
ここは昨年以来、幾度も有機物マルチを重ねるなど、そこそこ頑張って育土に取り組んできました。

このような場所も、麦を踏みながら条間を中耕していきます。
131123米ぬか
先週、米ぬかをうっすらと播いたのですが、見事に板状に固まって、通気性を悪くし、土も固まっています。さらに、ガスが発生して根を傷めるリスクを考えると面倒でもボカシてから播かないといけないかもしれません。しかし、枯れ草でマルチした上に播いた米ぬかは白い菌糸が生えていたので、
131124米ぬか散布後
米ぬかは土に直接は触れないようにすることで…このあたりについては、まだ、悩んでいます。

ともかく中耕していると、
131123D列2
畝によって土の重さが違うし、畝の中でも場所によって土の状態がかなり違うことがよく分かりました。
サクサク耕せるところもあれば、数m違うだけで粘土が強いところもあります。
だいたいは、写真のように、塊があるので、これをほぐす必要があります。

ほぐす…天地返しでほぐすことについて、昨冬は全く考えていませんでしたが、このような土の状態を見ると、何らかの形でほぐす必要性を実感します。

畝B-3,4 トマト畝
で、育土が最も進んでいるトマト畝です。2年連続で生の落ち葉を大量に敷きつめて、その上に畝を立てています。昨春も麦ワラで大量にマルチし、今もカヤ(昨年刈り取って、温床の壁として利用していたもの)やソルゴーなどを乗せています。
131123トマト畝
大麦は植えず、ニンニクを連作してみました。空いた場所には固定種タマネギの余った苗を植えています。余り苗なので細いものばかりです。どのような球が出来るか興味があります。
ここにも少しホーを入れてみました。131123トマト畝2
サクッ、です。表層には塊などありませんが、少し下の土は塊になります。どうやら、有機物が分解されて出来る、いわゆる亡骸層が順調に厚くなっているみたい。
こんな土なら土寄せも楽だし、根物もスポッと力を入れずに抜けるだろうし…。
こういう状態になると、他の畝の育土も頑張ろうって気持ちになります。

脱 不耕起

久々に耕起した畝がほとんど柔らかくなっていないし、土もほぐれていないことが分かりました。これなら耕した方が柔らかくなりそうですし、耕さないと通気性も排水性もとても悪そうです。
以前から、不耕起は土が育ってから、と考えていましたが、これほど広範囲の土を耕したことで、実感を伴って、そう言えます。
耕すだけでは
耕すだけでは抜本的には解決されませんので、並行して育土に取り組まないといけません。本当は、トマト畝でやったように、大量の落ち葉を敷きつめたいのですが、大麦を植えたのでムリ。今でも出来ることは、条間にモミガラくん炭をまいた状態で中耕することです。また、畝間の通路に落ち葉を敷きつめることも考えられますが、今は麦用に通路幅を狭くしているので、これも難しい。
麦ワラは大量に欲しいけど、土も育てたい。バランスが難しいところです。
トマト畝は不耕起で
トマト畝も表層より下は硬いようですが、これをどう考えるかです。表面数センチが柔らかければそれで良いという考え方もあります。せっかく出来た亡骸層を混ぜ込むのはもったいない。そして、不耕起は手間がかからない。
そういうことで、ここは不耕起継続です。ポンデローザトマトが発病した災いを転じて、他の野菜も栽培して、この方向性で良いか確認するチャンスです。
それでも課題は
トマト畝も含め、全ての畝の課題は、有機物マルチの安定的な確保です。
竹内さんの畑
こんな状態が理想ですが…ムリです。
これまでも、他の畝で刈った麦ワラをトマトやナスの畝に敷きましたが、それでもこの厚さのワラは確保できませんでした。全ての畝の土を育てようとしたら、ワラの量が絶対的に不足します。
来年から本格的に陸稲を栽培して、秋の稲ワラ確保を目論んでいますが、麦ほど作付面積が広くなるとは思えないので、秋はさらにワラが足りない。
そういうことでは、冬の間のカヤ集めが重要な作業になってきそうです。
ところで、隣の隣の、有機草生栽培のお師匠さんに「タマネギやジャガイモにはどんな肥料をやってますか」ときいて、現物を見せてもらったら、いずれも化成肥料でした。
う~ん、化成肥料なしでもここまで大きな野菜になる、と目標にしていましたが残念です。
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[ 2013/11/23 18:25 ] ├ 育土 | TB(0) | CM(4)
毎回楽しみです
 楽しく拝見しております。陸稲。雑穀(緑肥)栽培を特に読みます。3年で自然栽培が一応軌道に乗る、との思い込みがそうでもない場合があると知って(こちらが大勢でしょう)相当に技術と畑に恵まれないと3年では難しのでしょう。肥料をやればそこそこ実ると解かりながら耐えるのは難しいでしょうね。これから本格作業期になるので楽しみにいたしております。
                              敬具
[ 2014/01/28 19:26 ] [ 編集 ]
Re: 毎回楽しみです
 勘太郎さま

 コメントありがとうございます。

 最近、農業全書だけではなくその他の古書を読んでいるのですが、陸稲はムギとは異なりクセが強そうです。
 昔の農業も、今の通常農法も、草生栽培という考え方はなかったようなので、草が連作障害にどのように影響するかは手探りにならざるを得ません。大部分の作物は1年1作。経験を積み重ね、作物の出来が良くなり、自信を持って言えるのはいつなのか先が見えません。
 
 今年はモミガラくん炭や生のモミガラで大てこ入れをしていて、それがどのような影響を及ぼすか、楽しみであり、恐ろしくもあります。
 失敗も成功も、この粘土質の転作田での一事例しかなく、一般論ではない、ということで、今後も取り組んでいこうと思います。

 今後とも、よろしく御笑覧ください。 
[ 2014/01/28 22:02 ] [ 編集 ]
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[ 2014/07/19 11:34 ] [ 編集 ]
Re: 菜園初心者です
 しろくまさん

 コメントありがとうございます。

 私も試行錯誤の最中です。
 今は、週1回しか畑に行けず、後退ってところです。

 不耕起を続けると草のタネが表面に出なくなるので草が減ると言いますが、
 当然、それは草が種をつける前に刈れば、ですね。
 私の借りている畑、今年もこの季節は草地になっています。

 草が土に還るかは、土次第だと思います。
 有機物を分解する能力が高いか低いは、それまで、その土がどのような状況だったか。
 モミガラですら、何年も入れていると分解が速くなってくると”聞いて”います。(実感ではありません)
 
 長い目で見ると、草マルチが多すぎるという心配はしなくても良いと思います。確実に、土になりますから。
 が、短期的には、草マルチのせいでナメクジやダンゴ虫が棲んで野菜に悪さをする環境もあるようです。
 (同じ取り組みをしていても、私の場合は被害が出ますし、被害が出ないらしいブログもあります)

 ボカシについては、おっしゃるとおり、草に栄養を横取りされているかもしれませんね。
 少し草を刈って傷めてからボカシを施肥した方が良いかもしれませんが…私、特に今年はそこまで手が回っていません。

 皆、それぞれの環境での試行錯誤になるんだと思います。
 申し訳ございませんが、確信を持って言えるのは、それだけです。 


[ 2014/07/22 23:14 ] [ 編集 ]
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