ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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2013年秋~2014年春 タマネギ栽培

3回目になるタマネギ栽培の記録です。
6月7日。記事完結。

準備

前回の収穫で、土の育ち具合によって球の大きさが全く異なったことを踏まえ、タマネギ連作畝では土を育てることに専念します。
1307からタマネギ畝
①タマネギ収穫後、ソルゴーを播種。
②育ったソルゴーを時々刈ります。この時、再生しやすいように、20cmくらい残します。
③すき込む場合は1ヶ月前の刈り取りで良いようですが、有機物マルチとして乗せるだけなので、分解速度を考えて8月中に刈りました。その後肥料成分&分解促進として米ぬかを多めにかけます。
※画像の③と④が入れ換わっています。
④そうして柔らかい土が…出来ません。相変わらずの粘土と土塊。一夏で変わるような甘い世界ではありませんね。

育苗
今年も固定種は育苗しました。品種は、貝塚早生玉葱(極早生 タキイ2.5ml 315円)、泉州中甲高黄大玉葱(中晩生 タキイ3ml 262円)、そして生食用の赤玉の極み(中晩生 タキイ3.5ml 315円)。
場所は家の裏の1坪菜園。一応、下準備として燻炭を入れました。窒素成分は、冬から春にかけて生ゴミを埋めており、その時まいた米ぬかでOKと見込んでいます。
9月10日と17日に播種。10日播種分は、生え方の密度のバラつきが大きいものの、1条(1m)で50本強の苗を確保できました。ちゃんと生えそろえば、80本近く苗を確保できると思えます。
一方、17日播種分はほとんど苗を確保できませんでした。種の厚さが違ったのかもしれませんし、発芽に失敗したのかもしれません。
市販の苗が100本で400円~500円です。育苗が下手なので、種から確保した本数≒市販の苗代となってしまった。手間暇かけて育苗するよりも苗を買った方が良い状態。とはいえ、固定種のタマネギの苗なんて売っていませんが。

1311タマネギ育苗
①苗の様子。
②先端が黄色く枯れかかった苗が目立ちます。窒素不足でしょうか。途中で米ぬかボカシを施肥しましたが遅かったようです。先端を切って定植するべきなのか…分かりません。
③根を切って植える方法もあるとは聞いていますが、切りませんでした。
④タマネギの球が大きくなるかトウ立ちするかは定植時の苗の太さによるところが大きいようです。鉛筆の太さが理想ですが、9月10日播種分のうち太い苗は、いい太さです。17日播種は少し細かったので、次回の播種時期の参考になりました。一般的な育苗期間より長めかもしれませんが、化成肥料を使っていないので、育苗期間を長めに確保、です。

定植

タマネギ用畝(C列東側)
3畝はタマネギ用畝としてタマネギ-緑肥のローテーションです。11月9日以降、早生から、品種ごとに苗をとり、株間12cm、条間30cmで定植。
1311タマネギ定植
土が良ければ溝を切って苗を置いていき、覆土する方法が効率的ですが、アップにするのが恥ずかしいご覧の土ではこの方法は難しく、1本ずつ置いて根元を抑えながらの定植です。同じくらいの大きさの苗を5本持って、巻尺を2,4,6,8,10と見ながら定植すると、少しは速く出来ました。
定植後、草防止と保温保湿のためにモミガラをかけます。
固定種の各品種は、それぞれ50本強を定植しました。
C列西側3畝
当初、予定にはなかったのですが、畑を遊ばしておくのももったいないし、固定種は長期間の保存には向かないので、晩生で保存期間が長いF1の”もみじ”をC列西側-こちらも夏は休耕地-に植えることにし、11月16日に100本を定植しました。さらに固定種の残り苗を50本を隣に定植。

11月22、F1の"まるみ1号"を50本定植します。
この作業の間、モミガラ燻炭を焼いていたので、畝にはふんだんに燻炭を入れて土が軽く柔らかい。燻炭は麻薬のようです。
131122タマネギ1
おかげで、このように溝を切り、苗を置いた後で覆土する方法によりスピードアップ出来ましたが、
131122まるみ
所詮は付け焼刃。土塊は残っています。溝の深さが安定しないので、結局、覆土した後に深さを調節しながら、1本ずつしっかり押さえる作業をしました。

例年どおりマルチはしていません。した方が草の管理も地温上昇も良いのは分かっていますが、できるだけ使い捨てとなるビニール製品は使わないでいたい、と。

備忘録です。
C列東側          C列西側
甲塚早生50本       固定種余り苗50本
泉州中甲高黄大玉葱50本  もみじ100本
赤タマネギ50本      まるみ50本

その他残り苗(余った苗なので小さいもの)トマト畝に定植。


管理

施肥
米ぬか由来の肥料または草木灰、海藻くらいしか選択肢はないのですが、今回、米ぬかを大量にまいてみました。
131201タマネギに米ぬか
うっすらではありません。どさっとです。次第に肥効が出始めると思います。

育ち具合
2月1日
冬でも先端が青々としているタマネギにはなりません。
140201タマネギ
これはどの程度影響するのか。減収確定なのか。やり方次第では、これから盛り返すのか。
3月1日
時々、ストーブがいらない暖かい日があります。
140301タマネギ
①灰化してしまったくん炭の灰を
②畝間にドサッと入れました。
③また、草対策でまいていたモミガラですが、
④上からくん炭をまいて地温上昇を狙います。

この頃から草が多くなります。草生栽培ではありますが、タマネギが負けないよう短く刈ったり場合によっては抜いています。
海藻マルチをした場所は草が抑えられています。

3月22日
かなり暖かい日がありますが、まだ、朝は冷え込みます。
140322タマネギ
左)苗を植えた時に最も太かったものは、こんなに太くなってしまいました。
右)赤タマネギの畝にはヘアリーベッチを播いています。購入して1年経過後に播いた古種でしたが無事発芽し、育っています。
この時点で海藻を敷いた場所もそうでない場所も、かなり草が繁茂しているので、大雑把ですが除草。
草生栽培を標榜していますがユリ科は別。草に埋もれないように注意しています。
4月中旬
草がかなり伸びて来ます。除草後に、スコップをタマネギの間に差し込んで、グリグリと動かします。
140419タマネギグリグリ
ネギの根は、非常に空気を好みます。一方で、ネギの根は再生力が乏しい上に、この時期に根を切るのはどう考えても良くないので、中耕ではなく、スコップを刺してグリグリして空気を送り込む、という意味だと理解しています。
これをやった群とやらない群との比較というのはしていませんが、経験を積み重ねて効果を確認したいと思います。

収穫

貝塚早生
5月3日、
140503甲塚早生
倒れていたので収穫しました。超大球にはなりませんでしたが、昨年のように、ほとんどがピンポン球サイズという状況は免れています。これなら妻に見せられる。けど、当たり前と言われそう。
米ぬかと灰と海藻しか施肥していなかったのですが、とう立ちしているものはありません。十分な肥料が原因だったのか?
くん炭で土の通気性を良くしたことも成功の一因かもしれません。

右の写真の右側が倒れていたタマネギ。海藻を置いていた側のみが倒れていました。
一つ離れて置いている左側のは、まだ倒れていなかったものですが、太っていたので抜いてみました。これは、大苗で植えたもので、直径は最大ですが、見事な扁平でした。

なお、海藻は、この時点で、原型を留めていません。

5月10日、8割以上が倒れたので、後作の都合もあって全て収穫。
140510タマネギ
最大サイズと、最小サイズはこんなもの。最小サイズですら、昨年の平均サイズ。
大苗で植えたものも無事、とう立ちせず、大球で収穫できました。

生食用の赤玉の極み、泉州中甲高黄大玉葱
どちらも中晩成の品種ですが、赤玉は5月17日に倒れたのでほぼ全て収穫。一方の泉州中甲高黄大玉葱は5月24日に数本が倒れ、1週間先の収穫になりそうです。同じ日に播種した、同じ作型のタマネギでしたが、違ってくるものです。
140524タマネギ
赤タマネギは貝塚早生並みの、中玉から大球サイズが中心。一方の泉州はやや小ぶりですが、それでも、市販の小玉のタマネギよりも大きいサイズ。遠慮なく、家に持ち帰ることが出来るサイズです。

タマネギは、土の通気性を良くして、ふんだんに肥料をやれば、この程度の土でもこれくらいは収穫できることが分かりましたが、理想は、
140524タマネギ2
トマト用の畝で栽培している、米ぬかを補う程度でも十分に肥大するタマネギです。
この畝の土を育てているのは大量の有機物。炭素循環農法の考え方というのが、感覚的に分かるような気がします。
私にとって育土のベスト素材はムギワラで、ひと夏でホクホクの土になります。

そして今、
140524ムギ
ムギが色づいています。南部小麦は初めて栽培しましたが、茎は太く硬く締まり、素晴らしく良い土になりそう。
六条大麦はストローのように軽く、中は空洞ですが、こちらも多く積むことで良い土になるのは実証済み。
麦の収益性の悪化に伴い作付が減ったことは、単純に流通の問題にとどまらず、土を育てるという根本につながっていたんじゃないのかなと思ったりします。

F1 もみじ、まるみ
6月7日。1週間ぶりの畑ではF1のタマネギが、ほぼ全て倒伏していました。一斉に倒れるところなど、流石はF1ですが、大きさはバラつきありでした。

もみじは、
140607もみじ
大球もありましたが、貝塚早生の大きさから、期待してたほどの大きさにはなりませんでした。F1は化成肥料前提の大肥喰いなのかもしれません。

まるみも同様ですが、
140607まるみ
こちらは草の管理が悪かったのかもしれません。かなり、草ボーボーです。

この時点でも、まだ残っている泉州中甲高黄は、とうが立っているものも目立ちます。失敗だったのかな?

この時点で最もよく太ったのは固定種の貝塚早生。
140607貝塚早生
土に自信アリのトマト畝では、わずかな米ぬかでもここまで太り、どさっと米ぬかを施用したタマネギ畝でも大きく太りました。これらは、晩生っぽい収穫時期も気に入ったので、自家採種にまわそうと思います。
土が良くなると、作物はよく育つ。そんな当たり前のことですが、実感を伴う収穫があると嬉しくなります。
そういうことで、トマト畝には再び、大量のムギワラ-しかも、硬くて重たい小麦のワラ-を乗せました。この畝なら、難分解のムギワラ-六条大麦よりも硬い小麦ワラ-でも、ひと夏で分解してくれるんじゃないだろうかと期待します。


タマネギの収穫後、すぐに、エダマメを播きました。が、秋にあれだけくん炭を入れたつもりでしたが、
140607土
土塊ができています。まだまだくん炭が足りなかったようです。秋にはまた、タマネギ畝にくん炭を入れるか、エダマメがある程度育ったら、畝間にモミガラをまく必要があります。
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[ 2014/06/07 16:46 ] ├ タマネギ | TB(0) | CM(6)
 おしごとお疲れ様です。粘土質の畑の過去事例(進行レポート)参考になります。種を播いても土をかぶせることができない(土塊を載せることしかない)このイメージですかね。
 農作業にたまにしか時間を割り振れない「農作業レポート」を楽しみにしています(したがって更新サイクルは長い)。
                              敬具
[ 2014/05/06 08:15 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
勘太郎 様

粘土質の畑の改良については、私も竹内さんのブログを参考にしながらです。
イメージとしてはおっしゃるとおりで、覆土というより覆土塊。
今日のエダマメの播種でも、種に乗せる土はホーで乗せるのではなく、手で砕きながらです。
今年からモミガラを大量に使っています。そのうち、夏の抑草を兼ねて、モミガラを大量に撒く予定で、これがどうなるか楽しみです。
この、少なくとも3年、長くて5年は、手抜き農法になりそうです。

更新についてもおっしゃるとおりで、ロングスパンな、播種から収穫までといった記事中心になると思います。
その方が、後で自分で読んだときに整理出来てて良いというメリットがあります。

問題は、いつ、何をしたかの整理が追いつかない可能性があることです(笑)
[ 2014/05/06 14:31 ] [ 編集 ]
こんばんわ。

育苗ですか。
うちはあくまで直播きオンリー行くつもりです。
しばらくは土作り専念なので今年の野菜栽培は放任どころか放置栽培になりそうです。

やはりだんだんと有機栽培に近くなっていきましたね。
奥様からのプレッシャーもあるでしょうし、
より確実なやり方にシフトしていくのは必然なのかもしれません。
不耕起で無肥料なんてトチ狂ったことをやってるのは私だけでいいと思います。
[ 2014/05/07 05:22 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ひ辻さん

おはようございます。

> しばらくは土作り専念なので今年の野菜栽培は放任どころか放置栽培になりそうです。
> やはりだんだんと有機栽培に近くなっていきましたね。

そうですね。有機栽培と違うのは、草生栽培と言えば聞こえが良い、草の管理が追いつかない状態くらいでしょうか。

不耕起も無肥料も、到着点として考えています。
ひ辻さんは遥かな高みに真っすぐ登っていってください。私は別のルートから、ジグザグに登っていきます。(笑)

[ 2014/05/07 05:50 ] [ 編集 ]
こんばんわ。

週1しか畑に行けないのでは今の時期は厳しいでしょうね。
私が自然農法を選択した理由のひとつとして、
週1だけの作業で十分栽培可能というところに惹かれたからなんですが、
まだまだ未完成なうちの畑では毎日2~3時間作業しても全然時間が足りません...

忙しくてなかなか畑に行けない今こそ、
放任栽培を割り切って実行するチャンスかもしれませんよ。
[ 2014/06/04 05:45 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 ひ辻 さん

 今、ようやく風呂上りの、就寝前です。

 手間がかかる夏野菜はキビシイですね。
 昨年、みずやりして豊作になったサトイモも対応できないので
 天候次第ではダメかと思います。

 麦はたくさん植えたので、
 麦を刈る、トマトの畝に放置する、土が育つ、以上。となりそうです。

 
[ 2014/06/07 00:46 ] [ 編集 ]
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