ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

2013年 ソルゴーでの育土を試すが…

今年の管理計画を考えていたときから、「まずは土を育てないとどうにもならん。1年の作付の半分は緑肥を育てるか」と漠然と考えていました。それから4ヶ月を経た6月の時点で、その思いは確信へと変わりました。「この土塊は、ご近所みたく耕運機で粉砕するか、土を育てないとどうにもならん。」と。
私の選択は後者。夏緑肥の代表格であるソルゴーを播きまくりました。

この2年を振り返る
さて、よく耕さず、直径1cm以上の、マクロ団粒ならぬ土塊の下敷きとなって発芽出来なかった種たちは、分かっているだけでカボチャ、陸稲、ゴマなどがあります。(陸稲は鳥に喰われたのかもしれませんが。)気付かないだけで、もっと多くの種が土の重さに耐えきれず発芽できなかったと思います。
主力畝を除く土で秋野菜を育てられる自信はありません。自然栽培1年目の”何とかなるさっ”という根拠なき楽観論は、今では皆無。このままだと、出来ないという体験を積み重ね、それが当たり前になり、それでも栽培を続けることになりそう。できない野菜づくりに四苦八苦するよりも急がば回れで、まずは土を育てていくことを優先するという方針とします。

粘土質の土を変える方法
土を育てたり、良くするための方法は多くありますが、この粘土質の畑の場合は、①有機物を大量に施用して土の性質を変える。これが王道だが時間がかかる。②モミガラ燻炭を大量に施用して強制的に粘土がくっつかないようにする。これは短期的には非常に効果がある。実際、ジャガイモの土寄せは非常に楽になりましたし、ニンジンだって粘土質の場所は下手をしたら葉から千切れますが、燻炭大量施用区ではスポッと抜けます。
残っているモミガラを焼きたいと思いますが、田舎とはいえ、市街地で木やモミガラを燃やすのは、日中も窓を開けなくなる寒い季節で、かつ、洗濯物を外に干さない時間帯or天気にすると、私なりの縛りをかけていますので、この時点ではムリでした。

緑肥で土を育てる
ということで、6月の時点で出来たのは有機物大量施用。夏緑肥で最も安価なのはソルゴーです。空いた場所にはソルゴーを中心として、昨年の余りダネのクロタラリア、セスバニアなどの緑肥を播きます。今年播いたのは、タキイ種苗の緑肥用ソルゴー(800円弱/kg)と中原採種場の緑肥用ソルゴー(525円/kg)。

ソルゴーの播種時期と鳥害
5月中旬播きのソルゴーは、順調に育っています。
130620ソルゴー

問題なのは5月下旬以降に播種したもの。5月下旬の時点で、畑に異常にスズメが多く、熟したムギやのらぼう菜の種子を狙っているようです。ソルゴーも食害にあったようで、播種した後の草マルチがどけられていたりします。カラスかもしれません。
タマネギ用の畝に同じ日に播種し、片方は不織布のベタがけ、もう片方は釣り用のナイロンラインを張ってみました。
130620タマネギ畝のソルゴー
ベタがけの方は無事に発芽しましたが、ナイロンラインの方はダメでした。スズメは間から入って食い荒らすようです。
種を播きなおしてベタ掛けして安心、と思っていたら、ベタ掛けの内側でスズメが逃げられなくなってもがいていました。「まさか、ベタ掛け資材の内側にまでは入ってこないよな」と適当にかけていたのですが、彼らは小さな隙間を見付けては侵入して、種を食べているようです。
超簡単だと思っていたソルゴーですら、播種の時期によっては、このように対策が必要になるようです。面倒だな~。時期的なものではなく、鳥が餌場と認識したのが5月下旬だったのかも。

ソルゴーの使い方
さて、通常、ソルゴーを緑肥で使う場合は出穂前に刈り取って、乾燥させたり、あるいはそのまますき込んで、1ヶ月間を空けてから後作に取り組むようです。あるいは牧草で使うように、1番草を刈り取り、再生した2番草も刈り取る。刈り敷きで使う場合は何番草まで再生できるか不明です。
品種によって再生力が異なるようなので、そこもチェックポイントかも。

で、タマネギの畝は、夏野菜を育てずにソルゴーを条播きし、育ったところでバッサリと刈って有機物マルチしました。再生後、さらに刈ってマルチしていました。こうして常に有機物マルチで覆い、米ヌカをふって、表面から土を柔らかくして、秋には多少をマシになってることを期待。
130818ソルゴー刈る

早生タマネギを定植した11月9日の土の様子ですが、
131109ソルゴーあと
相変わらずの土塊で、定植は大変苦労します。たかだか数ヶ月では土は変わりませんね。

なお、ソルゴーを刈った後、秋の作付のための畝の整地は大変でした。太い茎があって邪魔です。茎の間に野菜を植えるなら良いんでしょうが、邪魔になる位置にソルゴーがあればダメ。土が育っていないので茎を抜くのも力仕事です。ソルゴーの後作は春にすべきと思いました。

悪いことばかりではありません。大量の有機物を確保でき、有機物マルチの資材としてはスグレモノでした。でも、タマネギの定植後に有機物マルチするならモミガラまたはワラが良さそう。ソルゴーでの有機物マルチは大雑把になってしまいます。

かくして、この半年で、ソルゴーの使い方について多少の経験を得たような気がします。
来年は休閑地ではソルゴーやクロタラリアなど大型緑肥を播種するものの、秋の作付を予定する場所での緑肥は陸稲、これで行きます。陸稲なら、そのままワラでマルチできそうです。
関連記事
スポンサーサイト
[ 2013/11/09 21:12 ] ├ ソルゴー | TB(0) | CM(2)
こんばんわ。

土質を変えるというのはそう簡単には行きませんね。
根野菜が容易に引っこ抜けるのが理想ではありますが、
土質に関わらずそういうのはしっかりと耕さないと無理なのかなと感じています。
収穫自体は別にスコップで掘り出したってかまわないわけなので、
発想を転換して粘土質とうまく付き合っていく方法を模索しようかと思っています。
[ 2013/11/11 02:43 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 ひ辻さん

 おはようございます。

 エダマメがスポッでした。
 団粒チェックしたら、多分、まだまだ未熟だと思います。
 見た目はさらさらになりましたが、そう簡単に本質まで変わるとは思えません。

 確か、「自然派でいこう♪」だったと思いますが、
 毎年落ち葉を施用し続けた畑では根物も簡単に引っこ抜ける、と。
 そんな土になって欲しいです。
 今年もカヤや落ち葉集めに頑張る気持になってきます。



[ 2013/11/11 06:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。