ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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2012年秋~2013年春 無農薬・無化成肥料でも出来たタマネギ

タマネギの栽培は2回目となります。また、初めて育苗もしました
無農薬はもちろんですが、化成肥料は一切使いませんでした。肥料は畝によって異なりますが、米ぬか、モミガラ燻炭、海藻です。
マルチは使っていません。除草はしたつもりですが、結果的に草生栽培です。

昨年は、ほぼ無肥料でタマネギを栽培しました。他の野菜でもそうだったのですが、地力を把握していないのに無肥料栽培という言葉に惹かれた結果です。不相応の取り組みは収穫に反映し、ほとんどがピンポン玉サイズの悲惨な結末となりました。

定植以降の管理

無肥料はムリ、と、元肥に米ぬかを、定植後になりましたがモミガラ燻炭を表面に混ぜたりしました。また、生の米ぬかや米ぬかボカシを追肥しました。
生育の差は畝の土の状態によって顕著
畝C区
今後、タマネギ連作をする、幅90cm×長さ3mの3本の畝で構成される区画です。前作はカボチャとゴボウ。土が硬いのに不耕起で栽培したゴボウはダメダメでした。土はあまり肥えていませんし、後述するように掘ると塊になるような状態です。
さて、品種名は忘れましたが、早生、晩生等、種類が異なるタマネギを3種類、それぞれの畝に植えています。
ボカシの甲斐なく、
130316 タマネギ1
今年もピンポン球クラスしか期待できなさそうな大きさのものが多くある状況でした。

トマト区
トマト連作用の高畝を設けています。私が借りている畑の中では最も多く米ぬかや米ぬかボカシを播いている方ですし、落ち葉や麦ワラなどの有機物の投下量も最も多い、不耕起の畝です。土の状態は良いのですが、それも表面だけ。少し掘ると昔の土が現れる、理想には程遠い現状です。ここに余ったタマネギの苗を数本植えていました。
トマトの定植時期までに収穫できないので、トマトが日陰になるなら撤収~と軽い気持ちだったのですが、ここのタマネギは、
130316 タマネギ2
写真の右端にあるのはニンニクです。タマネギではありません。タマネギだけではなくニンニクもですが、大きく生長していますし、先端が黄色くなることもありません。ニンニク栽培は3回目ですが、ここまで大きく、順調に育っているのは初めてです。
タマネギの大きさは、化成肥料で育てているお隣さんのタマネギと比較しても遜色ありません。

畝のpHや肥料成分等の化学性によるものなのか、通気性等の物理性によるものなのか分かりませんが、畝によって生育の違いが顕著です。

ネギもですが、タマネギの根も好気性のようです。(「自然派で行こう♪」さんへリンク)これまで中耕をおろそかにしていましたが、軽く中耕しました。
130316 タマネギ3
モミガラ燻炭を十分に入れていたら土が固まらず通気性が確保され、中耕する必要がないかもしれません。
肥大期に土を動かすと根が切れて十分に肥大できなくなるので、草は抜くのではなく刈らないといけないそうですね。
海藻施用
この頃、海藻に着目するようになり、3月19日に海藻を畝間に施用しました。海水でタマネギの品質が向上するとか。
130319 タマネギ 海藻施用
気のせいかもしれませんが、海藻施用後、タマネギが生き生きしたように思えますが、中耕のおかげかもしれません。

収穫

さて、収穫の状況です。
A2列
A2列は午後の夕方には日陰になる場所にあります。土は中の上。ただし肥料はあまり多用していません。この畝にタマネギを植えたのは、苗が余ったから。あまり手間暇かけずに栽培してきた場所です。
このタマネギのうち数株がパタっと倒れました。ちょうどソバを播く畝がなかったので、倒れた条のタマネギを収穫しました。品種は覚えていません。
130512タマネギ1
これです。これが昨年の標準サイズ。畑で1球を試食…辛みはほとんどないですね。でも、無茶苦茶甘くもないです。と思って翌日、調理中に生で齧ったら無茶苦茶辛い。収穫直後は辛みが少ないようです。
この付近の畝のタマネギはだいたい、この程度の大きさです。肥料や管理も問題かもしれませんが、日陰の時間が多いのがネックのように思えます。

畝C区
今後、タマネギ連作区にすることを予定しているC区画です。昨年もですが、今年もこの時期、タマネギの条間の草の管理に失敗しました。
130522 タマネギの畝
マルチは使わない主義なので、有機物マルチで草を抑えるべきですが、地温上昇のためには有機物マルチは控えたい。では、適度に土の表面を動かせば良いのでしょうが、それをせず、気付けばこの有り様でした。
トマト区のタマネギはこんなにひどくなっていない。何が違うんだろう…。

さて、写真の枠内のとおり、土はあまり良くありません。収穫でタマネギを抜くと、土がボッコボコの塊になります。そんな畝ですが、タマネギの出来栄えは-
130522タマネギ
左は最大サイズ。右は最小サイズです。
全体的に、昨年よりはマシという程度ですが、最大サイズのタマネギは誇るほどもなければ卑下するようなサイズでもありません。今年のこの程度の土と管理でこのサイズが収穫できるなら、これからタマネギ植付までの間の育土を頑張れば、このサイズが増える、そう期待が膨らむ収穫でした。

そうそう、海藻の影響なのか、土の中には異様にミミズが多く、
130522 タマネギ畝の海藻
ちょっと掘ったらこんなに出て来ました。腐敗や動物糞を好むシマミミズが多すぎるのは問題ですが、海藻でミミズが増えるのは良いことなのか悪いことなのか…海藻は良いという話はよく聞きますが、悪いという話は純粋な自然栽培の立場-田、山、海のものは畑には持ち込まない。畑に持ち込んで良いのは畑のものだけ-の意見でしか聞いたことがないので、多分、大丈夫なんでしょう。
しかし、ゴロゴロの塊だらけの土です。ここをタマネギ専用畝にする予定ですが、どうやったら、この、ゴロゴロの土塊が壊れ、その後、直径0.25mm以上というマクロ団粒からなるフカフカの土になるか。
いやいや、方向ははっきりしています。団粒の材料は有機物で、つくるのは生き物。とにかく有機物を効果的に入れ続けるしかありません。

トマト畝
5月24日の様子です。
130524 トマト畝
適当に植えたままでしたが、いずれも、他の畝のタマネギと比較して大きく育っています。
トマトの葉がタマネギに触れそうな場所があったので、これ以上放置すると収穫時にトマトの根を傷めると考え、1本タマネギを収穫しました。
130524 トマト畝のタマネギ2
ん、地下部の肥大が不足。売り物と比較して、まだまだです。それでも他の畝のタマネギと比較して最大。大きなタマネギの収穫以上に。育土の方向性が間違っていないことが確認できたのが最大の収穫です。
周囲から「何がとれるん?」とか、妻から「普通の栽培でいいから、普通に収穫して」と言われても、この方向で頑張り続ける励みになります。
これは、今季最大だったタマネギ。トマト畝で収穫できたものです。全てこのサイズ、というのはムリでも、来季はこのサイズを半分以上に出来れば、胸を張って「タマネギとれたよ~」と言えます。
130530最大タマネギ


ふりかえり

タマネギ栽培と農薬
昔、北海道にいた時、大規模タマネギ農家の娘が「タマネギを収穫するまで、どれだけ農薬を使っているか知ってる?うちは出荷するタマネギは、絶対食べないよ。自分で食べるタマネギは別に栽培している。」と、直接聞いたことがあります。その話を聞いていたので、タマネギ栽培に取り組む前は、収穫ムリ?と不安でしたが、この2年で、家庭菜園のタマネギ栽培では農薬が必要とは思えませんでした。現時点では満足な収量は得られていませんが、土を育て、施肥と除草を怠らなければ、ある程度は収穫できそうです。
病気や虫による減収や、一口サイズのタマネギのリスクへは、作付を増やすことで対応できそうです。
育土
収穫直後から、次回栽培に向けた育土が始まります。好気性の根が育ちやすいよう、柔らかく、固まりにくい土を育てるために、夏の間に十分に有機物マルチをし、稲の収穫が始まってからは大量のモミガラ燻炭を施用-要するに、トマト区の成功を活用します。

大きな夢が膨らむと言いたいのですが、少しだけ次回のタマネギ栽培に期待できる、今年の無農薬、無化成肥料のタマネギ栽培でした。
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[ 2013/05/24 06:43 ] ├ タマネギ | TB(0) | CM(0)
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