ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

土が育っていないジャガイモ栽培の高いハードル

簡単に栽培できる代名詞とも言えるジャガイモですが、無農薬、無化学肥料、ついでに無肥料ともなると、土が育っていれば大収穫のようですが、私のみならず、土が育っていないと自然栽培では減収するようです。
ただし、無肥料はとても美味しいようなので未練がありますし、通常栽培の本を読んでも、多肥料は収量が多くなるがデンプン価が低く美味しくないので肥料は控えめにするとあります。
これらを踏まえ、今年のジャガイモ栽培をどうするか整理しました。

2013年春 自然栽培的なジャガイモ栽培の選択肢

以下の諸条件のどれを変えて比較栽培するか悩ましいのですが…
種イモに関すること
種イモの大きさ
「これならできる自然菜園」では50g~80gとしています。通常栽培の本では多少小さく、40g~50gとありました。
種イモが大きければ大きなイモを収穫できるとして、100g以上のイモをカットせずに使ったら…と一瞬考えたのですが、この種イモからは通常の種イモの2倍の収穫がないと割にあわないことになりますので、意味のない思いつきのように思えます。
ここは教科書どおり、50g~80gの種イモをそろえます
茎(芽)の数
通常栽培では茎3~4本にすると大き過ぎるイモは出来ず、Lサイズがそろい、数も多くなるようです。1茎株だと3Lなど巨大イモ=中心空洞が出来たり、イモの数が減って減収します。教本でも同様の内容が記載されています。
ここは、茎2~3本と少なめにします。
その他の条件
浴光催芽:有り
乳離れ(イモのお尻の方を切り離す):有り
イモを植える向き:切った場合は切り口が上。切らない場合はイモの頭頂部が下。このように強い芽だけが自然選抜されるようにする。
植える深さ:芽の多く集まっている位置の深さを4cmくらいになるようにします。ですので、イモの切り口の上の土は1~2cmくらいになるはずです。

畝に関すること
不耕起はしない
昨年は耕さず、球根植え用の器具で穴をあけて種イモを入れるという手法を用いましたが、土が硬い場合は減収や緑化の要因となり失敗するのではという推測をムニュさんが述べられています。私も、土が硬いと肥大しにくいのではと考えています。
土を柔らかくするための選択肢
実現の可否はともかく、ジャガイモが育つ層を柔らかく、通気性を良くするための選択肢は、①モミガラを入れる、②モミガラ燻炭を入れる(そうか病対策として、雨にさらして灰を洗い流してpHを酸性にする)、③細かく切ったワラを入れる、④落ち葉を入れる、⑤よく耕す、という方法が考えられます。
ただし、⑤以外の方法を採用すると、この層からの肥料吸収が減ることが予想されます。
また、①は断熱層をつくり、地中の温度が上がりにくい可能性があります。
最高の畝で
私がジャガイモを栽培している畝は、昨年から私が借りていて、その前は通常栽培で耕作されていました。有機物投入なし、化学肥料あり、という痩せた土地です。痩せているだけならまだしも、微生物は非常に少ないと思われます。
2009年から私が借りている場所には、見た目や土寄せ時の感触など、土の状態が明らかに違う畝もあります。
ここでジャガイモを栽培するという選択肢もありますが、この畝でもまだ土はホクホクではなく、収穫では掘り起こし、微生物層を撹拌するという、私にとって最悪な作業が生じます。土が育ち、団粒化が深くまで進めば、深くまで好気性なので、掘り起こしても大丈夫とは思いますが、まだまだです。やるとしても1畝くらい。逆に、この畝で満足できなければ、この先はかなり厳しいということです。
畝の向き
昨年は南北畝にしましたが、今年は地温の上昇を優先して東西畝にします。そんなに地表部は大きくならないので、日陰にはなりにくいと思います。
その他の条件
畝幅:75cm。(1列植え)

肥料に関すること
施肥するか
上記の問題もありますが、土が育っていない=植物と共生して肥料成分を効率的に供給する微生物が育っていない、という状況のようなので、無肥料では厳しいように思えます。昨年の二の舞は避けたい。
ここは、多少、味が落ちても施肥することとし、現在仕込んでいる米ぬかボカシに草木灰を混ぜることにします。
なお、ジャガイモ栽培の問題は、1にも2にも多肥で、大きさや形がそろわず、デンプン価は下がり不味くなり、病害虫の発生も多くなるようです。カリのやり過ぎも肥大しすぎてデンプンを伴わないイモになる、ということです。このような問題を解決するために専用の肥料があるのでしょうが、ボカシだったり草木灰を使う場合の施肥量は手探りです。だから楽しいのですが。
元肥
全層施肥はスタートダッシュが遅く、肥切れしたいときも肥料が効くのでダメ。溝施肥でやります。溝を掘って、ボカシと土を混和した層をつくり、その上から土を乗せて、種イモを置く。
追肥
必要という説と、しない方が良いという説があります。これは比較したい事柄です。

植え付けに関すること
ソメイヨシノが咲く頃には芽が出ているべきで、浴光催芽をした場合はソメイヨシノが咲く20日前が植え付けの目安。正確には地温6℃が限界。これは平均気温が7.2℃らしく、私が住んでいる地域は気象庁のHPで調べると3月10日で7.2℃。ただし、品種によって寒さへの抵抗は違うだろうから一概には言えません。また、3月10日では少し遅いような気がする…どうしたものか。
生育期間を長く確保するためにホットキャップでもかぶせようかな。とある本では、育苗して植え付けるという方法もあるようです。

管理に関すること
地温上昇への対応
気温が30℃を越えても、いもの肥大とでん粉の蓄積に好適な17~22℃の地温が維持できるようにしたい。太陽光を反射するように、夏は地表にモミガラをまく。これはそのまま土が育つのに役立つ。

無肥料栽培の皆さん、今年はどのようにされます?
私の比較条件(検討中)
追肥の有無
無肥料栽培のときは、茎葉が小さかったです。茎葉が多き過ぎてもイモは小さいという騙され方もあるのでしょうが、小さすぎるのも適正とは言えません。元肥は全て入れます。育ち具合に応じて即効性の追肥をする群を設けます。


作業の記録

畝の準備
昨年、前の方が立てていた東西畝を南北畝にしたのを、再度東西畝にする。畝間には12月くらいに落ち葉やモミガラなどを入れた。これから土をかけても分解するはずがないが仕方ない。出来るだけ、この位置を外すように種イモを植えなくては。
1月20日
とりあえず南北畝をつぶす。
130120ジャガイモ畝
写真手前の立派な南北方向の溝は仕切り用として掘ったもの。このとおりエンバクが南北方向に植えている…。まあ、何とかなるだろう。
この後、土の表面に米ぬかを播いてかき混ぜます。

よく、猫が糞をするので、竹を乗せます。
130120竹を乗せる

参考リンク

ジャガイモミニ白書:日本いも類研究会発酵。全86ページで超詳しい。
関連記事
スポンサーサイト
[ 2013/01/18 05:30 ] ├ ジャガイモ | TB(0) | CM(4)
いろいろ悩んでおられますね。
まーこれが楽しいのですが、私もそろそろ考えなきゃです。

さて、竹内さんの記事を読んだ感想です。

・「種イモが分解され皮だけになる」というのは本当なのか?

うちでは、種イモは切らずにそのまま植付けます。
ですが収穫時には、種イモがそのままの状態で残っているものが大半です。なのでどの環境下でも種イモからの養分を全て吸うわけでは無いんじゃないの。

じゃ私の畑と竹内さんの畑でなぜ種イモの状態が違うのか?
それは土壌環境が全く違うことだと考えています。竹内さんのところは雑草の量、微生物や菌類がかなり豊富で、ある程度養分吸収されてくると微生物が分解し、周りの雑草も吸収して無くなるのだと思っています。


・「おししい基準」がイマイチ。数値化しないとハッキリしません。

私も無施肥で何度も栽培してきましたが、若干甘味が多いのかなと思うくらいでした。
ほとんどの人は 甘味=おいしい と感じ方が多いと思うので無施肥のジャガイモが勝つのではと思います。

なので結局は自己満足の世界。
だったら量をとるか質をとるしかないのでは。

うちはいつも量が少ないので、質よりも量を優先してイモ掘りしたときの「がっくり」より「やったー」を優先させるつもりです。
なので今年も有機肥料を入れて量を目指します。


>土を柔らかくするための選択肢
①~④は窒素飢餓になりそうです。腐葉土を入れるのはどうでしょうか?
[ 2013/01/18 15:38 ] [ 編集 ]
ムニュさん

生育の違いや、適切な栽培方法は、おっしゃるとおり土壌環境が違うということに行き着くように思えます。


味については、保存の状態でも随分違うでしょうね~。
想像では、竹内さんは、夏でも涼しい大きな倉があるような環境ではと思います。

ま、正攻法も奇策も、何通りかやってみます。
窒素飢餓になったら報告します。(笑)

ムニュさんの今年の方針を楽しみにしてます。
[ 2013/01/18 21:01 ] [ 編集 ]
たつきさん

もう、じゃがいもの時期なんですね。畑からずいぶんご無沙汰です。

菜園ブログから、なんでもかんでもごちゃまぜブログになってるニャンです。畑仕事してないですから畑ネタがありません・・・答える資格ないなあと思いつつ、出てきました。

今の元田んぼ畑で、じゃがいもろくに収穫できたことがありません。
途中で病気みたいになって、枯れてしまいます。今年はインカのなんとかという高価な種イモは買いません。収穫できないのに勿体ない。今年のじゃがいもは、やけくそで、しっかり耕して、米とぎ汁乳酸菌撒いて、畝間に米とぎ汁漬け生ごみ埋めようかと思っています。乳酸菌で病原菌退治かつ栄養補給。せっせと乳酸菌漬け生ごみため込んでます。

田んぼ土は最初有機物をしっかり入れないとだめかも。元々の土が全然違うんだもの。最近私のブログの土づくりを読んだ知り合いが、自分の畑でどれくらい杭が埋まるか試してみたら、70センチも埋まったそうです!
[ 2013/01/18 23:56 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 ニャンさん

 まだ、ジャガイモの季節には早いのですが、昨年の乏しい収量を思い出して対策を考えています。

> 途中で病気みたいになって、枯れてしまいます。
 相当水はけが悪いんでしょうかね。または病原菌が土に多いんでしょうか。
 本には、ジャガイモ栽培では未熟有機物が多いと病気の原因となると書いていますが、
 これはやってみないと分からないと思います。
 本だって、著者が違えば書いていることが違いますから!

> 田んぼ土は最初有機物をしっかり入れないとだめかも。
 ここは全く同感です。不耕起草生栽培で土中に入る有機物に頼るのではなく、それ以上の有機物を入れる。
 1年目:落ち葉を厚さ30cmくらい敷いた上に土を乗せる。
 2年目と3年目:畝間に落ち葉を入れる。分解したら乗せる。
 で、少しは柔らかくなってきたのですが、表面だけです。絶対的に有機物が足りないのかな~と思ってます。

>70センチも埋まったそうです!
 田ではあり得ません。30cmも掘れば黄土色の心土層が出て来ます。

 ニャンさんの場合は自然栽培だから減収というより、土が悪すぎるようですね…。
 さて、早起きして、これから、ご近所が洗濯物を干す前に草木灰づくりです。
[ 2013/01/19 05:53 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。