ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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モミガラ燻炭焼きの工夫と反省、pHについて

今季、初めて焼いたモミガラ燻炭。トータルで4~5回焼いたと思います。
来季、コツなどを忘れないように、工夫と反省をまとめました。
また、pHについて記録しました。

モミガラ燻炭焼きの工夫と反省

燃やす場所、時間
深さ50cm、1m×1.5m程度の穴を掘って、そこで燃やすようにしています。このメリットは、多少、風が強くなっても、モミガラが飛びにくいように思えることです。また、その後の鎮火が楽です。デメリットは、無風だと通気が悪く燻炭器の中が窒息するのか、火が消えたことがあるということです。この辺りの換気と消火の関係は、今後、経験を積むしかありません。

燃焼時には相当煙が出ます。
130106-燻炭7
写真の家は空き家です。
この日は曇り時々雨でした。洗濯物を干せる天気や時間だったり、窓を開けるような温かい季節だと、周囲に家があると迷惑です。私は、日によっては、朝6時前の暗いうちから燃やしました。

着火まで
着火用資材
木の切れはしや葉っぱなどを試しましたが、木は火がつきにくいし、葉っぱはすぐに燃え尽きてしまいます。
カサが開いていて乾燥している松ぼっくりは、コンロで簡単に火がつきますし、なかなか燃え尽きませんので、最初の着火用資材として最適でした。神社等で松ぼっくりを集めて、雨の当たらない場所に保管します。
130106-燻炭4
燃やすものを積むのではなく、燻炭器に入れる
燻炭器をひっくり返して薪になるもので穴を塞ぎます。この薪は、着火しやすいものではなく、着火しにくくても火もちがよいものが良いのですが、穴を塞ぐ大きさなら何でも構いません。
130106-燻炭1
そこに松ぼっくりを入れます。
130106-燻炭2
そして、一気にひっくり返します。
最初の頃は、穴から松ぼっくりを一つずつ入れていて、かなり無駄な時間がありましたが、この方法なら一瞬です。
なお、ひっくり返す場所にはあらかじめ燃えやすい葉っぱを積んでおくと、最初の火力に勢いが生まれ、その勢いで燃えにくい木にも火がつきます。
130106-燻炭3
着火は煙突を付ける前に
煙突を装着した後では、火のついた松ぼっくりといえど、煙突からの落下中や落ちた衝撃で火が消えたり、落ちた後に火のつきにく場所に転がったりしますので、煙突を装着する前に松ぼっくりを入れて着火します。私は、コンロの大きさの事情により、1回で4個の松ぼっくりを着火に使っています。
130106-燻炭5

燃やすものによっては、このように炎が噴き上がります。
130106-燻炭6
火力が強いうちに、太めで火もちの良い木を追加した方が良いようです。これは、火力維持だけではなく炭を確保するためです。

モミガラについて
モミガラの保管
米を保管するための紙袋にモミガラを入れて、積み重ね、その上にブルーシートをかけています。多少は雨に濡れても、米の紙袋は意外と水を通しません。
1度に使う量
穴の大きさにもよりますが、1回当たり、4~5袋使います。着火から作業終了まで3時間程度かかります。
条件によっては燃焼が思ったより速く、もう少し焼こうと欲が出てモミガラを追加したことがありますが、熱をもったモミガラの山に冷えているモミガラを追加しても、熱が回らずなかなか焼けませんでした。

着火以降
灰にしない
わりとすぐに、このように煙突付近が焦げてきます。
130106-燻炭8
既に少し、銀白色の灰になっていますね。
これをかきまぜる方法もあるようですが、モミガラに十分熱がこもるまではかきまぜず、外側のモミガラを焦げた場所に乗せる程度にしています。というのも、かきまぜたら火が消えたことがあるからです。
モミガラの表面から水蒸気が立つくらい熱がまわった状態だと、かきまぜても大丈夫なようです。
130106-燻炭9
手前はかきまぜながら焼いた場所。奥は、外側のモミガラを上に乗せながら焼いた場所。このような違いが生まれます。
なお、私は、この後の消火方法の関係上、焼け方にムラがあっても、あまり気にしていません。

消火
燻炭器を救出
煙突を外して、モミガラの山の中から本体を取り出します。
130106-燻炭10
私はこのように、竹の棒で取り出しています。
熱を下げる
火を消すために私が行き着いた方法は、焼けている燻炭の熱を下げるというものです。
最初は、炎が上がらないように、ポリタンクに汲んでいた水をかけて混ぜますが、少し落ち着いたらモミガラを追加します。寒いこの時期、常温のモミガラを2袋程度追加することで、全体の温度を下げてしまうのです。
さらにトタン板を乗せて、板の周囲に土をかけて隙間をふさぎます。
130106-燻炭11
隙間を土で塞いでも窒息させることは難しいのですが、火事の心配はなくなります。

この方法だと、当然、レア燻炭しかできませんし、ほとんど生のモミガラも混ざりますが、いつまでも煙がくすぶっていることはありませんでした。

こうして1週間以上放置します。出来上がりは―
130106-燻炭12
このようになります。

焼く場所を2ヵ所(2穴)つくり、交互に焼いています。
130112くんたん
来季は2ヵ所同時に焼いて、大量にモミガラ燻炭を作りたいと思います。

モミガラ燻炭のpH

燻炭の状態
レア焼き
穴を掘って焼いた後、消火のために18リットルのポリタンクで幾度か水をかけ、かつ、消火のため燻炭の温度を下げようと、出来上がった燻炭に生のモミガラを30%追加してかき混ぜたものにトタン板で蓋をして、1週間放置したものです。
1224-レア燻炭2
このように、レアモミガラ燻炭といえるものです。よく焼いた方がアルカリ性が強くなるそうなので、酸性の矯正はあまり期待していません。
水洗い
pHを測定する前に、よく水洗いしました。写真ではボウルに残った水は黒いのですが、黒くなくなるまで洗います。
1224-燻炭洗い
というのも、今回pHを測定した燻炭は育苗土用に確保したものです。育苗に使う燻炭はよく洗ってアクを流してから使わないと発芽や生育が抑制されるという報告を見たことがあります。

pH測定
クリスマス寒波で雪が降る中のpH測定。モノ好きなことです。上記のとおり水洗いして、水(井戸水)にヒタヒタに浸した燻炭(私が持っているpH測定器は、測定する土などを十分に湿らす必要があります)を測定しました。
1224-レア燻炭
…微酸性だ。機器の故障を疑います。
雪がひどくなる中、畑に行って畝を測定すると微酸性。家の庭のブルーベリーを植えているところは中性。私の行動はともかく、機械は壊れてはいないようです。

洗ったレア燻炭は微酸性
モミガラのpH
一般的にアルカリ性と言われているモミガラ燻炭がどうして微酸性だったか、原因を探しました。
どうやらモミガラは微酸性のようです。レア燻炭に多く含まれる生のモミガラが影響したようです。
▽http://www.goichi.jp/kyositu/niwaue.html
▽http://blueclema.blog62.fc2.com/blog-entry-107.html
灰が流されて
焼いて出来た灰に含まれる成分アルカリ性の原因のようなので、キレイに洗って灰を流すとアルカリ成分も流れていきますね。

ということで、リクツが分かれば当たり前だったのですが、モミガラ燻炭はどんな状態でもアルカリ性ということではないと理解しました。

洗わない燻炭のpHを測定したら、この記事に追加する、と思います。
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