ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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健康な野菜と虫の被害について

今年は虫の被害の様子がこれまでとは大きく異なり、その様子を記録しました。
虫については「虫もつかない危険な野菜」、「虫も食べる安全な野菜」、「健康な野菜には虫がつかない」など、相反する言い方がありますが、これについても考えてみました。


これまでも記事にしたものがありますが、今年は虫の被害がこれまでとは大きく異なります。(と言っても、たかだか3年の経験の中での"違う"なんですが)

幾度か書いていますが、昨年はカメムシの巣窟となっていたトウモロコシ。この写真は昨年の駆除の様子です。
カメムシ
今年はトウモロコシには1匹もカメムシがつきませんでした。 アワノメイガも雄穂が出ていない時期に想定外の一撃を受けて以降、姿を見ません。

エダマメも昨年はカメムシが多くつきましたが、今年はみかけません。かといって被害がないわけではなく、ダンゴ虫にやられています。
0713-エダマメ

キュウリのウリハムシもとても少ないと思っていたら、昨日はたくさんいました。一体何でしょう。

ヨトウムシを目にすることもありませんが、このままだと"コシャリ"の楽しみもなくなってしまいます。 いないに越したことはないのですが。

最も顕著なのはサトイモです。昨年も一昨年も、蚊が出る季節になったらスズメガが葉の裏に卵を産み付けており、テデトールが日課でした。日課というのは過言ではありません。取っても、その翌日には数粒、これでもかというほど、しつこく卵を産み付けられていました。今年も産卵があり、記事にしていますが、その一度だけ。その後の産卵はありません。
0712-サトイモ
卵を産み付けられ、孵化した後でカエルやクモ、トカゲが幼虫を食べてほとんど被害がないのなら分かりますが、卵も産み付けられないというのは想像していませんでした。卵を食べる動物がいる?というのは知りません。

昨年との違いは、無化学肥料にしたこと、カヤや落ち葉の有機物で畝を覆うようにしたこと、混植を一層進めたことが考えられます。
さて、「虫もつかない危険な野菜」は農薬漬けの野菜の危険性を唱えたものなので、無農薬の私にとってはあまり関係がない言葉です。

無農薬栽培、低農薬栽培では「虫も食べる安全な野菜」というものがあります。虫がつくから人間が食べても大丈夫ということです。コレは、確かにそうなんですが、その状態を甘受することは出来ません。
というのも、「健康な野菜には虫がつかない」という言葉があります。無農薬、低農薬で野菜に虫がつくのは、野菜が弱っているからだと。土も環境も健全で、野菜も健康なら、虫がつけいることはない。私はこの方向を目指しています。

ただし、コレを盲信することは出来ないようです。先日、種屋さんで、「ハクサイの無農薬はムリですね。柔らかい葉にはどうしても虫がつくよ。」と言われて気付いたのが、健康な野菜でも柔らかいところもあれば、老いた葉もあって、それぞれ虫がつきやすいのではということです。
さらに、「硬くなった虫も食べない葉は人間が食べても美味しくないよ」とも言われました。思い当たるフシがあります。春の収穫後、畑で放置しているキャベツ。0712-放置キャベツ
ネットもせず、草木灰や酢など忌避的なものもかけていませんが、食害はほとんどありません。健康なのかもしれませんが、硬くてまずそうです。虫も歯が立たないと言われても、ああ、そうなんだなと納得します。
同じく放置しているブロッコリも同様です。
0712-放置ブロッコリ 
そんなことを考えて調べてみると。ファーマーズコミュニティというサイトの掲示板で、『Q5. 「健康な野菜であれば、無農薬でも虫の害は少ないはず」「虫が多いのは有機の証拠ではなく、ほったらかしでは」』というコーナーがあり、11人の生産者の方などが回答されていました。

様々な意見がありましたが、生産者レタキャベさんの『どちらも正解であると思いまが、どちらも正解ではないともいえると思います。生産地、生産時期によって虫の出方はまったく変わります。夏のハクサイ、キャベツは冬に比べれば虫の発生はまったく違います。夏の方が生物は活発になります。冬はほったらかしでできても、夏は管理しないと虫だらけで出荷できないでしょう。(中略)健康な野菜というのは適地適作で誰が作ってもできるような旬の野菜ということになると思います。そういった時期に作る野菜というのは基本的には虫がつきにくい時期でしょう。(中略)一般論では語ることができない質問です。(地域、品目、生産時期によって異なる)』というご意見が最も納得できます。

虫害には甘くも厳しくもならず、虫だけを見ていても解決できない。何故、そうなったかは、虫を観察して畑全体を考えることが大事なのかなと思いました。
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[ 2012/07/14 06:36 ] ├ 病気、虫、草 | TB(1) | CM(5)
No title
なかなか面白い記事でした。

私の経験上「健康な野菜には虫がつかない」は理想ですが、全てに当てはまるもんじゃないと考えています。

たとえばアオムシ。
これは成虫と幼虫で食するものが違います。モンシロチョウは葉を食べません。なので手当たりしだいキャベツに卵を産み付けていきます。
そこに産み付けられたら、アオムシは成長するまでそこに留まります。

なので「健康な野菜には虫がつかない」は該当しないと考えています。

たとえばカメムシやアブラムシ。
これは成虫も幼生も同じもの(汁)を食べます。
なので親が飛来してくると、どんどん増えていきます。当然、窒素が多い作物はおいしいのであっという間に巣窟になるでしょう。
なので窒素が少ない自然農法などの作物には付きにくいので「健康な野菜には虫がつかない」が該当すると思います。

たとえばナメクジ。
完全無施肥でも関係なく寄ってきます。
これは農薬がない限り、防ぐ手段はないでしょう。

というように、虫や作物によって(自然農法でも時期によっては)、害虫の巣窟になることはあるのかなと思っています。
[ 2012/07/14 23:18 ] [ 編集 ]
Re: No title
 ムニュさん

 おはようございます。

 アオムシは、産み付けられても、孵化してしばらくするとクモやハチに食べられて被害は少なく、
 「虫がつかない」に相当する状態が理想でしたが、最盛期にはムリなのかもしれませんね。

 ナメクジについては、皆さん、頭を悩ましているようですね。
 株が健康な青年(?)の状態なら、ナメクジは這っても食害はないのですが、
 新芽なんて、あっという間にやられます。
 ステージによって違うことを実感するものです。
 
 自然栽培だから小さくても仕方ないとか、
 虫がつくのは安全な野菜の証だから仕方ない。
 これらの言葉を免罪符としていたのでは先に進めないし、そのような指摘もあるので、
 何とかしたいな~と思います。
 
[ 2012/07/15 05:52 ] [ 編集 ]
虫だけが悪者になるのもどうかと思ってるんですが、何とか仲良くバランスよく付き合いたいです。
[ 2012/08/21 15:20 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 さきしなてるりん さん

 そうですね。収穫皆無は悲しすぎますし、虫を皆殺しは殺伐としています。
 バランス良くするのではなく、バランス良く”なってくれる”と有り難いです。
 
> 虫だけが悪者になるのもどうかと思ってるんですが、何とか仲良くバランスよく付き合いたいです。
[ 2012/08/21 20:46 ] [ 編集 ]
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[ 2015/11/26 23:13 ] [ 編集 ]
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無農薬有機栽培で「虫に喰われない」という「虫のいい話」
実は虫が苦手だ。小学生の時は、カブトムシとか蝶とかを捕まえたりして遊んだ記憶はある。幼虫も平気で触っていたと思う。いつから、苦手になったのだろう。小学生の時に、カミキ ...


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