ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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コーヒー粕のナメクジ忌避効果を確認

ナメクジ対策としてのコーヒー粕の利用について整理しました。

ナメクジ対策にコーヒー粕が効果的とkomomoさんなどに聞いたのでネットで調べると、以下の記事がありました。
『高濃度のカフェインはナメクジやカタツムリに神経毒として働く
 ナメクジやカタツムリの防御に用いる市販の薬剤はメタアルデヒドかメチオカーブで、これらはUSAでは食用作物には使用が許されていない。この研究では、カフェインを葉面散布や肥料に混ぜることによって、ナメクジやカタツムリを駆除することができることを発見した。カフェインは自然の化合物として、アメリカ食物局(US Food) と 薬物管理局(Drug Administration)により一般的に安全な自然化合物として認定されているので、これを散布しても自然を汚染することを心配する必要がない。
 ハワイで鉢植えにされた植物にたかっている害虫を対象にその効き目を調べたところ、かなり大きなネメクジでも1~2%のカフェインを噴霧すると殺すことができた
 ナメクジをつけたベロニカの一種(Veronicella cubensis)を土中に埋めて、2%のカフェイン溶液でその土を湿らせると、3.5時間後にはわずか25%のナメクジしか土中に残っていなかった。さらに、48時間後には全てのナメクジが土中から逃げ出し、92%は死滅した
 白菜をカフェイン溶液に浸した後、乾燥させ、これを2Lのプラスチック容器に入れた(図1)。比較実験では、0.01、0.1、0.5、2%のカフェイン溶液で処理したナメクジの一群は、4日後の観察の結果、白菜を食べる量が、それぞれ、9、19、29、39%の減少を示した。一方、カフェインを上記と同じ濃度の溶液で処理した白菜の消費量は、4日後では、それぞれ、11、62、77、64%も減少した。しかし、この消費量を、カフェインで処理した白菜をえさにした場合と処理していないふつうの白菜を食べさせた場合の消費量を比較したとき、実際の減少量はそれぞれ24、24、14、28%の減少であった。これは、ナメクジがカフェインの有無を容易に判断することができることを意味する。また、この意味では、ナメクジはカフェインの濃度がわずか0.01%でも認識し、葉を食べなくなることが解った。

 この知見を活用すると、コーヒー粕マルチでナメクジの侵入を防いだり、紅茶を野菜にふりかけると食害を免れるかもしれません。畑のナメクジを殺し尽くすのはムリなので、野菜から逃げてもらえるだけで十分です。
 とりあえずコーヒー粕マルチの実験をしました。育苗していたオクラを2鉢定植し、試しに厚さ1~2cm程度で分厚くコーヒー粕マルチをし、2晩経過しました。2ヵ所ともナメクジがマルチの上を這った痕跡はありますが、食害はありません。0621-オクラ2
逃げ遅れていたナメクジもいます。0621-ナメクジ1 こんな感じでナメクジが這った痕跡がたくさんありました。
次にキュウリ。子葉も本葉も無事です。0621-キュウリ こちらもナメクジの痕跡が残っていました。0621-キュウリ拡大
さて、カフェインの濃度が低いのかどうか分かりませんが、ナメクジの死がいは見当たりません。葉にコーヒーをかけたわけではないので、ナメクジは株までたどり着けば砂漠の中のオアシス状態。野菜を食べて元気になって撤収も出来そうなものですが、そうなっていません。随分と株の近くまで接近した痕跡もあります。どうして食害がなかったのか原因は不明です。彼らの神経系に影響を及ぼし、正常な判断?が出来なくなっていたのでしょうか。

コーヒーはC/N比が高そうなのですき込んだら窒素飢餓になると思い、すき込んではいません。それでも、分厚くマルチをしたら表面付近の根には悪影響があるかもしれません。今後の課題は、
・薄いマルチでどの程度の効果があるか。
・効果は持続するか。
・コーヒー粕により野菜の生育に悪影響はないか。
・被害を受けやすい野菜(豆類、キャベツ)だとどうか。
などが課題です。
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[ 2012/06/21 21:17 ] ├ 病気、虫、草 | TB(0) | CM(16)
No title
わぁ!コーヒーの上を平気で通っていますね(゚д゚)!

これは生育抑制効果などに関しても心配はいらないという見解でしょうか。
ナメクジだけでなく、ネキリムシ&ヨトウムシにも効果があればいいですね。ヨトウもカフェインに弱いという記載も散見はされますが。

私も同じように囲んでいますが、今のところ被害はありません。
人参の場合は畝ごと取り囲んで、畝上に一応誘引剤(ナメトックスハウス)をおいていますが、ハウス内はいつももぬけの殻です。

ただ…発芽しかけのちょっと土から出た茎とか双葉は執拗に狙われますが、本葉が出た後のはあまり狙われない気もします。よほど若いのしか相手にしないのでしょうかね。

ちなみに欧州のナメクジは直径10cmくらいあるそうです。
[ 2012/06/22 14:49 ] [ 編集 ]
No title
こんばんは
興味深い知見ですね!参考にさせていただきます!

私の実験で、コーヒー粕でエリンギを栽培し、その菌床を使ったラディッシュ栽培でも、ナメクジの被害がありませんでした。
カフェインが関係しているのでしょうか?


スイマセン、横から、、、
直径10cmのナメクジって@@)!
見たいような見たくないような、、、。^^ゞ
[ 2012/06/22 20:41 ] [ 編集 ]
Re: No title
 komomoさん

 生育抑制効果は考えずにマルチしました。
 生育抑制効果についても、実際、やってみないと分からないと思いますしね。
 生育の比較対象がないのですが、数株だけで比較しても、それがコーヒーのせいなのか
 分からないので意味はないですしね。

 ヨトウがいたら、それは"コシャリ"の実験です。早く出ないかな、白くなって死んだヨトウ、と
 楽しみにしています。

 ニンジンは対策をしなくても、あまり被害がないような気がします。
 単に、たくさん播いているので、被害が目立たないだけかもしれませんが。

> ちなみに欧州のナメクジは直径10cmくらいあるそうです。
 エスカルゴですから(笑)
[ 2012/06/22 21:04 ] [ 編集 ]
Re: No title
 hotcarrot さん
 
 こんばんは。
 論文検索をしても、ナメクジとカフェインの関係についてはヒットしないんです。
 研究費が出ないんでしょうかね~。

 コーヒー粕は大量に入手できるようですが、
 紅茶の葉っぱ(使用済み)って大量に入手する方法なんてあるんでしょうかね?
 お茶の葉は、堆肥の材料としても良さそうです。
[ 2012/06/22 21:08 ] [ 編集 ]
試してみます。ちょっと追加で教えてください。
たどり着きました。今年も、ピーマンやらナスの苗(種からの小さい苗)
を畑に移植しましたが、案の定、ピーマンの幼葉がボロボロに食べられています。黒マルチをして苗を植えていることもあり、絶えず湿り気があることも原因なんでしょうか。キラキラとナメクジの足跡が見受けられます。
ナメクジ退治用の薬剤があるようですが、やはり使いたくないので、どうしようかと。ビールも集客(ナメクジですが)力があるようで・・・。
さて、コーヒー粕ということですが、家庭の使用済み粉でもいいんですか?
また、効果度合いからすると使用済み後何日以内とかある程度の効き目基準とかありますか?それよりも自分で試してみたらいいんですが、もしすでに経験されているのである程度判定できるなら教えていただきたく。どなたか教えていただきたく。
[ 2013/06/02 20:17 ] [ 編集 ]
Re: 試してみます。ちょっと追加で教えてください。
 城家さま

 私が使っているのは、妻のパート先で使い、廃棄されたコーヒー粕です。なので、家庭で使用済みのコーヒー粕でも変わらないと思います。
 妻がパート先からコーヒー粕を持ち帰るのは、月に2回程度であることから考え、2週間前~前日までのコーヒー粕を使っていると想定されます。コーヒーを抽出後、豆に含まれているカフェイン成分がどのように変化するかは分かりませんので、古いと効果がなくなるかどうかは分かりかねます。

 コーヒー粕も絶対ではありません。コーヒー粕の忌避効果以上に野菜の誘引効果が強ければ食害を受けます。発芽直後のエダマメの子葉が、まさに、そうでした。コーヒー粕で厳重にマルチしていたのに、やられました。
 一方、効果があった野菜もあります。

 畑の湿気とか、季節、気温、コーヒー粕等の諸条件によって結果は異なると思います。
 私の畑で、今、効果があっても、城家様の畑で効果があると断言できませんし、逆も同じです。

 なお、昨年、ビールトラップで大量にナメクジを捕まえましたが、今年は何故か、アサヒスーパードライでも、キリンのビールでもナメクジがかかりません。これはビールが古かったためなのか、ビールの種類なのか、季節によるものなのか、全く分かりません。

 このように、申し訳ございませんが、分からない、ということしかお伝えできません。
 ほとんどお役に立てず、申し訳ございません。
[ 2013/06/02 21:31 ] [ 編集 ]
早々のご連絡感謝!
ありがとうございました。
そうですよね。色々条件が重なりますもんね。
有機、無農薬栽培というのは、努力と経験の積み重ねと
辛抱強くですよね。試してみます。僕のところで効果があれば、また
投稿いたします。今日でもやってみようかなと思います。
雨で流れるかなというのもあるのですが、マルチなんだから気にせず、
やってみます。ありがとうございました。
[ 2013/06/03 10:22 ] [ 編集 ]
Re: 早々のご連絡感謝!
 城家さま
 
 結果を楽しみにしています。
  
 私もこれからのナメクジの季節、コーヒーや海藻マルチの経験を重ねていこうと思います。
[ 2013/06/03 21:01 ] [ 編集 ]
今のところ、効果があるようです!
たつき様

あれから早速色々試しました。

・発泡酒(ケチりましてビールではありません)
 豆腐の白い入れ物に注ぎ、茄子とピーマンの根元に置きましたが、ほとんど入らず。近寄らずというのが正しいですかね。中に2匹程度が溺死していましたが。
・並行して、貝殻石灰を茄子、ピーマンの黒マルチの下に適当にばら撒きました。石灰はナメクジは嫌がりましたね。
・コーヒー粕は根元を中心にこんもりと撒きました。確かに、近寄りが激減しています。キラキラの通り跡もほとんどありませんし、茄子の葉の表面にもキラキラがついていません。効果期間がよくわかりませんが、粕が出 たときにまとめて撒いています。
・紅茶使用済みパックは、ついでに茄子の茎にぶら下げました。
・特にピーマンの初期の苗葉が食われているのが発端でしたが、気温も上がりピーマンが勢いを取り戻しています。まだところどころ葉が食われています(この犯人は?)が、実も結実し始めています。
 

結果的には、今のところ、ナメクジがどこかに消えているような気がしています。
コーヒー使用の定量的な評価はこのように全く出来ていませんが、ホット一息つきました。
更に様子を見ていきます。
梅雨明けとのこと、熱中症に気をつけて畑をしましょう!
[ 2013/07/06 12:39 ] [ 編集 ]
Re: 今のところ、効果があるようです!
 城家様

 詳しいお知らせ、ありがとうございます。

 私も昨年は発泡酒で大量のナメクジを溺死させたのですが、今年はダメでした。
 1年前にもらった発泡酒だったからかもしれません。
 季節的なものがあったのかもしれません。

 石灰をナメクジが嫌がることは知りませんでした。
 消石灰、苦土石灰、有機石灰などあるようですが、私の場合、ほとんど石灰は使いませんし、
 使うとしても効果が穏やかな有機(カキ殻)石灰のみです。
 消石灰は効果が強すぎるようですし、苦土石灰は土を硬くすると聞いています。
 有機石灰ではあまり効果がないかもしれませんね。

 来週あたりから猛暑になりそうですね。
 畑でトマトやキュウリを齧るなど水分補給に気を付けながら、夏を乗り切ろうと思います。
 
[ 2013/07/06 17:04 ] [ 編集 ]
どうもです。 私もナメクジには悩まされているので酒粕に
メタアルデヒドを振りかけたトラップを設置したり、コーヒー粕を
ばら撒いたりしました。

ビールで溺れさせるというのはよく聞くのですけど、アルーコールで
誘引作用があるというのなら、殺菌・工業用のメチルやエチルアルコールを
薄めたものを牛乳瓶のような容器にいれて口だけだした形で埋めれば
トラップになりそうな気がします
(酒税はらう食品の発泡酒やビールよりもアルコール買ってきて薄めて
使うほうが桁外れに安いです)

またうちの場合は最近は、クロイロコウガイヒルが最近増殖してきました。
これyoutubeの動画にありますけど、ナメクジをすごい勢いで丸呑みします。
http://www.youtube.com/watch?v=kY-kU7gEBuw
うちではこいつがナメクジをかなりの勢いで退治してきているような気がします。
ミミズも食べてしまうようなんですが、見かけるのは地表付近なので
地表付近にいるシマミミズやヒメミミズは食われますけど、地中にいる
フトミミズは被害たぶんあまり受けないだろうと放置してます。
(そちらの場合はより上位の蛙や雀などが多そうですから、コウガイヒルを
増やすのは難しいかもしれませんが)
[ 2013/07/27 11:15 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
 ぞうさんさん

 こんにちは。コメントありがとうございます。
 最近の猛暑、日照りで、ナメクジの姿も見なくなりました。

 私の場合はお酒をほとんど飲まないので、いただいた発泡酒やビールをそのままトラップで使います。
 シュポッと缶を開けて、そのまま飲まずにジャムなどのビンに入れており、かなり贅沢な使い方ですね。

 昨年はかなり悩み、今年もエダマメ栽培ではナメクジ対策でかなり悩んだのですが、
 晩生エダマメ栽培ではノーガードでも被害がありませんでした。
 また、他の野菜でも昨年ほどひどいことはありませんでした。
 昨年は畝間に落ち葉を敷きつめたのが相当悪かったのかもしれません。

 コウガイヒルは気持ち悪いですがナメクジの天敵。1日にどれくらい食べているんでしょうね。
 有機物マルチの下はコウガイヒルだらけというのも勘弁です(笑)
 
[ 2013/07/27 15:09 ] [ 編集 ]
少しだけ調べてみました
>>効き目を調べたところ、かなり大きなネメクジでも1~2%のカフェインを噴霧すると殺.すことができた。


潰すのが面倒(というか見たくなく)でスプレーで駆除できないか
と思いカフェイン1~2%がどれくらいなのかを調べた所、
 ・コーヒー100mlに50mg含有として0.05%
一番濃い玉露で0.07%ほどなので駆除には程遠い事がわかりました。

無水カフェインというのがあり作れそうですが錠剤しか
見当たらなく錠剤を水で溶かしスプレー利用では含有%が
薄まりそうなので駆除利用としては無理(高くつき)そうでした。

ちなみに人間の致 死 量がカフェイン5gなのが調べててわかりました。
1%スプレーでナメクジ撃退に対し、
1%の500ml飲料で死 ぬ事になります。(コーヒーだと250リットル分か・・・)


無水カフェインって少し怖いなって思ってたら健康補助や薬と
して錠剤(100~200mg入り)が販売されていました。(目安15才以上で1日1錠)
感想:カフェイン奥深し・・・
[ 2013/12/10 14:57 ] [ 編集 ]
Re: 少しだけ調べてみました
かたつむりさん

情報提供ありがとうございます。
誘引効果のある、高濃度カフェインなんてあれば最高です。
(その誘引効果が野菜よりも強くないと意味がないですが。)

晩生のエダマメを播いたとき、ナメクジはつきませんでした。
時期もあるようなので、早生についてももう少し工夫する余地がありそうです。
[ 2013/12/11 18:41 ] [ 編集 ]
シロアリ
コーヒー粕は、シロアリが集りますよ。木くずを巻くのと同じです。
私の庭で経験してます。
コーヒー粕を土に返す過程の1つかと思いますが。

[ 2015/05/01 18:39 ] [ 編集 ]
Re: シロアリ
 うたさん

 ブログを放置していて、返信が遅れて大変失礼しました。
 そうですね。シロアリのリスクもありますね。
 まあ、畑にシロアリがいても、悪いことはないとは思います。
 炭素循環農法も同じ心配が必要なんでしょうかね。 


> コーヒー粕は、シロアリが集りますよ。木くずを巻くのと同じです。
> 私の庭で経験してます。
> コーヒー粕を土に返す過程の1つかと思いますが。
[ 2015/08/29 16:21 ] [ 編集 ]
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