ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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3種類の有機物マルチと地温の変化

5月下旬に、ライ麦、落ち葉、六条大麦マルチそれぞれの地温を測定しました。

通常農法でもワラなどの有機物でマルチをすることはありますが、その目的は保温や保湿、泥ハネの防止のようです。 一方、不耕起栽培での有機物マルチは、団粒形成の促進、保護、土壌微生物の保護も加わります。
これは、有機物で畝を覆っているとミミズ、ダンゴ虫、トビムシなどが増えて、土の表面から団粒が作られていくというものです。慣行農法では堆肥をすきこんで土壌改良を狙いますが、不耕起栽培では土の表面から団粒をつくって、それをミミズに土中に運んでもらったり、朽ちていく根によって土中の土壌改良を行います。
また、雨で土が叩かれることで団粒が壊れるのを防いだり、紫外線から微生物を保護することも狙います。
デメリットもあります。有機物マルチをすると、当然、地温は裸地よりも上昇しません。春から夏にかけて、地温上昇の低下は、ただでさえ生長が穏やかな自然栽培では、条件が不利でイタイ状況です。

そこで、異なる有機物マルチを使い、地温上昇がどの程度異なるかを試しました。使ったマルチは以下の3種類。いずれも極薄くマルチしました。
まず、ライ麦でのマルチです。0527-ライ麦マルチ
こんな感じで、地面がわずかに見えるか見えないかという程度にしました。
次に落ち葉マルチ。0527-落ち葉マルチ
落ち葉といっても、畝間に敷いていて、幾度も踏みつけてボロボロになったもの。これを薄く敷きました。
そして六条大麦マルチ。0527-六条大麦マルチ
1本1本は太いストロー並みの太さです。薄くしようとしたら丁寧に並べる必要があります。性格上、実際に全ての畝で六条大麦のワラを丁寧に敷きつめようとしたら、かなり手間になって現実的ではないので、ちょっと厚めになりました。

これらは全て同じ畝です。
0527-3種類マルチ
ライ麦がかなり広いです。これは意図あってのことではなく、単に、カットせずそのまま使ったから。要するに、ズボラだからです。

地温上昇だけではなく保温の効果もあると考え、朝、昼、夕に測定しました。
0526-比較の表
昼の測定結果を見ると、マルチの種類が同じでも場所によって地温にバラツキがあります。全体的に、もう少し測定回数を増やさないといけないようです。
太いストローのような六条大麦は断熱効果が高く、日中の地温上昇を最もやわらげるようです。地温をあまり上げたくない盛夏にはコレ、と言いたいところですが、ライ麦などを分厚く敷きつめたら良いだけのように思えます。今回の実験の目的は、あくまでも地温上昇と地表の保護の両立です。
そのような観点では、ライ麦も落ち葉もあまり差はないようです。あとは、この両者で、地温以外の要因-例えば土壌の団粒化、生き物の生息等で、どの程度の違いがあるかです。1つの要素にとらわれると、もっと大切な他の要素を見落とす恐れがあるかもしれません。初心者の手に余る課題です
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[ 2012/05/27 06:30 ] ├ 育土 | TB(0) | CM(4)
No title
実験としては面白いですが、覆っている面積が小さすぎて計測値としては信憑性に欠けているのでは。

測定方法の基準を厳格に決めて、覆う面積を一定、敷き詰める暑さも一定にしないと、真値を求めるには少し無理があるかなーと思います。


[ 2012/05/28 10:52 ] [ 編集 ]
Re: No title
ムニュさん

そうですね。せめて1畝をまるまる覆わないといけないかもしれませんね。
おっしゃるとおり、自分でも、測定値のバラつきを感じつつ、
記事としてアップしてしまいました。

どこかの研究機関が、実験してくれてないでしょうかね~。



ムニュさん、いかがでしょうか。
[ 2012/05/28 21:20 ] [ 編集 ]
No title
きっちり結果を出すのであれば、例えば1メートル四方に落ち葉、敷き藁(細かく裁断してあるもの)を一定の厚さ敷き詰め、表土面、根が張る深度(5~30センチ)を測定する。
また、投入素材の密度によってもかなり変化が生じるので、重さで統一するのか、体積で統一するのかも定義する必要がありますね。
またまた、素材の水分量も大きく変化してくる要因なので、どうやって排除するかも考慮しなければいけませんし。
さらに、測定ムラを排除するために5点の測定の平均値で算出することも重要。
これくらいやらないと、差がはっきりしてこないかなーと思うわけです。

地温を下げたいのであれば、どんな素材であろうととにかく厚く敷き詰めることで、物理的に熱を阻むことの方が簡単のような気がしますね。
例えば、大量に落ち葉で表土を覆うほうが、空気層や水分によってかなりの断熱効果を発揮しそうですよ。
[ 2012/05/28 23:06 ] [ 編集 ]
Re: No title
 ムニュさん

 深い場所は畝の状態によっても異なりそうですね。
 不耕起栽培の年数が同じ畝でも、途中、畝のつくりかえをした場所があったりしますし、
 柔らかい場所もあれば硬い場所もあり、深さ30m程度の地温は結構変わるかもしれません。
 そういう誤差をなくすために複数地点を測定するべきとは思いますが、
 5ヵ所程度では誤差の影響が大きくなるかもしれませんね~。

 現在、南北畝ですが、東西畝に変えるべきかもしれません。
 地温を下げるのは分厚くマルチを敷きつめれば良いのですが、
 上げるのは容易ではありません。

 詳しい説明をいただき、ありがとうございました。 
[ 2012/05/29 04:57 ] [ 編集 ]
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