ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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ニンジンの発芽率の比較実験

ニンジンの種子の特徴は、以下のとおりです。
好光性のため覆土を厚くしない。
②セリ科のため発芽直後までは吸水力が弱く、乾燥させない。ただし過湿も良くない。
③発芽適温は15~25℃。可能温度は5~30℃。

ニンジン栽培での最大の難関は発芽であることは、多くの書籍等で述べられています。特に、播いた後に新聞紙や不織布、ビニールで覆うなど、乾燥させないような工夫が多くみられます。あるいは種を水につけておき、播きやすいように砂と混ぜて播く方法もあります。
私も、私の畑の環境下で出来そうなことを比較してみました。

1 播種の準備と環境
休耕田の畑で土は粘土質です。土を踏むと靴の裏にべったりと土がつきます。収穫した大根やニンジンには土がついてきます。このような畑での栽培です。
ニンジンの種を播くのはタマネギの間を利用しようと考えていました。ニンジンとタマネギはコンパニオンプランツとして相性が良く、ニンジンは病気が減り、タマネギはタマネギバエ、タネバエなどの害虫が寄りにくくなるそうです。
ところがタマネギを植えている場所は、午後の日当たりが悪いことから地温の上昇が見込めず、この時期(3月10日)の播種には条件が悪いため別の畝に植えることにしました。

今回播くのは野口種苗で購入した、固定種の黒田五寸人参です。0310-黒田五寸ニンジン 

2 播種(3月10日)
間引きの手間が楽になるように点播きされる方もいますが、今回はすじ播きとします。ニンジンは小さいうちは触れる程度に密植して、お仲間で育てるのが良いという考えに沿ったものです。条間は15cmです。 
最初に板を押しつけて溝を付けます。0310-人参の種まき
このように軽く鎮圧して土の隙間を少なくすることで、種が隙間に落ちないようにします。ちょっと深すぎかもしれません。
そして、薄く種を播きます。薄くなりすぎないように配慮します。香川県の研究では、種の厚さを0.1mm単位で条件を変えて比較実験しており、厚さ0.4mm未満の発芽率は著しく悪いという報告がされています。
※手作業で0.1mm単位の厚さの調整をするのはプロ農家でもムリじゃないだろうかと思ったりします。
溝を作った後に、しっかりと水をまくべきところでしたが、雨が降りそうなので省略しました。

3 播種後の処理
播種後に薄く土をかぶせ、その上の被覆材を変えることにします。光を遮らず、適度な湿度を保つためにどれが良いかを調べたく、次の5つを候補としました。
①土だけ
②モミガラ
③カヤ
④ライ麦の葉
⑤新聞紙
今回用意できた条は4つ。新聞紙は、発芽後、すぐに撤去すべきようです。私の場合、その時期を誤りそうなので、今回の実験から外しました。
左からモミガラ、土だけ、カヤ、ライ麦の葉です。
0310-人参の種まき 被覆材比較

いずれも板材を乗せて手で押して鎮圧し、種と土を密着させました。0311-鎮圧 
靴で固く踏みつけて種と土を密着させる方法もあるようですが、団粒を壊しそうなので採用したくありません。
鎮圧後、種が流れないよう、そっと水をかけるべきところですが、雨が降り出したので省略しました。

その後、乾燥防止と保温のため、不織布で覆います。0311-不織布カバー
タマネギの畝に植えていたら、不織布をかけられなかったところです。

4 発芽(3月30日)
今年はなかなか暖かくなりません。乾燥しないように気を揉むような日はあまりなく、発芽を随分と待ちました。それでもとうとう、0331-人参 発芽
発芽を確認しました。4つの条件のうち、もっとも早く発芽したのは土だけの条でした。
低温時は乾燥への対処ではなく地温の要因が重要で、このため地温が最も上がりやすい土を乗せただけの条が良かったのかもしれません。夏播きでは異なる結果が得られそうです。
さて、次第に畑がにぎやかになってきます。

私のお気に入りカテゴリーです。

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[ 2012/03/31 22:45 ] ├ ニンジン | TB(0) | CM(6)
No title
うわ~
美しい畝に、丁寧な条件分けの播種、いつもながら感動してしまいます
これなら、上手く比較出来、今後につながりますね

私は、なんといい加減なのでしょう~参考にさせてもらいます♪
[ 2012/04/01 15:01 ] [ 編集 ]
No title
oimohomoriさん

きれいな畝もある、程度ですよ。この畝は冬に立てた畝です。きちんとヒモを張って立てました。

初期の畝なんて、幅はそろっていないし、曲線だったり、それはもう、見られたものではありません。
[ 2012/04/01 19:26 ] [ 編集 ]
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[ 2012/04/03 11:26 ] [ 編集 ]
Re: 菜園の地域は?
 半農さま

 コメントありがとうございます。
 私の失敗談が、同じ失敗をされない教訓としてお役に立っているようで本望です(笑)

 私が住んでいるのは、島根県西部の海に近い場所です。
 雪は年に数回積りますが、積もっても10㎝程度です。

 私も美味しい野菜を食べたく、試行錯誤の最中です。
 無農薬、無化学肥料で、株間をゆったりと空けているので、
 最初のうちは慣行栽培と比較して6割程度しか収穫できないかもしれませんが、
 量より質を目指して頑張っています。

 半農さんは伊豆なんですね。住みたい場所に住む。羨ましい生き方だと思います。
 私も最初は好きで北海道に住みましたが、ムコなので島根にIターンしました。

 それでは、今後ともよろしくお願いします。
[ 2012/04/03 21:05 ] [ 編集 ]
ありがとうございました
ありがとうございました。
私は有機、無農薬は目指すところではありますが、体が付いて行かず、有機+無機の混合栽培になっています。

今からもうニンジンの芽がでているなんて、すばらしいと思います。

頑張ってください!
参考にさせていただきます、タダ乗りですけど(笑)
[ 2012/04/04 21:53 ] [ 編集 ]
Re: ありがとうございました
 半農さま

 返事が遅れてすいません。
 100%化学肥料はしたくないですが、無機との併用が悪いとは思いません。不耕起栽培で、私がいつも参考にしている水口文夫さんや、井原豊さんは化学肥料も併用されています。
 私も、負担にはならず、出来る範囲で出来ることをやろうとしています。
 そのうち、土が良くなれば、少しは化学肥料を使うかもしれません。化学肥料を使ったボカシというのもあるようですね。
 
[ 2012/04/06 22:16 ] [ 編集 ]
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