ゼロからの60坪自然菜園

教本は竹内孝功さんの「これならできる!自然菜園」。無化学農薬、無化成肥料、不耕起、草生栽培で、海や山の自然の恵みを畑に持ち込む自然菜園です。

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2012年 黄もちトウモロコシの栽培

2012年の黄もちトウモロコシの栽培の記録。

黄もちトウモロコシの栽培

育苗
トウモロコシ。昨年は強風で倒れたり、カメムシが大発生したり、株の間にエダマメ、カボチャなどを植えていて雑草を刈るのが難しく光合成に悪影響を及ぼしたと思われるなどが原因で、満足できるものを収穫できませんでした。今年はこれらを教訓にして、ゼロからの出発です。
3月18日播種
播いたのは野口種苗で購入した黄もちトウモロコシ。0318-トウモロコシ
水をかけて湿らせて、しばらく置いた育苗セルに種を播きます。0318-育苗セルに播く 二等辺三角形の先端部から根が出て、ここを下向きにすると発芽率が高くなるそうです。 水は少し控えめにしました。これを育苗用のトンネルの中に入れます。
3月29日 発芽
待てども待てども芽が出ません。トンネル内の温度が安定していないためでしょうか。あまり長い時間が経つと種が腐るという不安が…。3月27日。中古で購入した電気アンカをトロ箱に入れて、その上にトウモロコシを乗せました。電源を確保するために畑にあるトンネルではなく、家の前に設置したビニール温室に移動します。
0327-電気アンカ
仕事から帰宅すると
0329-トウモロコシ 発芽
小さな芽が出ていました。
道具を使えば簡単に発芽適温まで上昇して発芽するようです。

定植と経過
3月31日 定植
発芽から2日。苗は育っていきます。
0331-トウモロコシの苗
底からは根が見えます。葉に比べると、根が長いことがよく分かりました。セルポットで育てたのが間違いだったのかな? 桜?満開どころかほとんど開花していませんが、もう、放っておけません。
この時期はまだ地温も気温も低いです。霜が降る恐れもあります。農林水産省が農業技術の匠として認定した佐藤民夫さんの技の早植えの技を参考にしました。球根植え機で穴を開けます。とても便利です。買って良かった~と思えます。0331-匠の技 
しかし、セルから苗を取り出すときに、どうしても土がくずれてしまいます。移植を嫌うというトウモロコシで、こんな定植をして良いのでしょうか。
マルチは、使い古しのものをもらっていたので、それを使いました。日光の透過が良くないので悪いものでしょうか?
種の発芽率が思った以上に良く、2本目の畝にも植えることとなりマルチが足りず、透明プラスチックコップでカバーして、その上から不織布をかぶせました。
さて、明日からは4月ですが、平地にも雪を降らす寒波に覆われます。どうか無事にトウモロコシが生長しますように。
5月28日 アワノメイガ被害の確認
2つの畝に植えた黄もちトウモロコシ。定植は同じ日なのに、1つの畝では順調に、隣の畝では怪しい生長です。
0528-モチトウモロコシ
こっちは、割と順調な方です。それでも生育のバラつきが大きいです。トウモロコシは、週1回、天恵緑汁をかける群とかけない群に分けて経過観察していますが、違いはほとんど分かりません。
さて、帰宅後、夕方の畑で黄もちトウモロコシを眺めていると、ん?0528-トウモロコシ1
完全に芯がやられています。芯をつくる葉を一枚ずつはがしていくと…0528-アワノメイガ?
ヤツがいました…アワノメイガですよね。まるまると太っています。まだ、雄穂も出ていないのに…まったく想定していませんでした。

しかし、ひどくゴロゴロした土の塊です。この日は土寄せもしましたが、こんな塊を株元に集めて大丈夫かと思います。
主力の畝と、そうでない畝の差が大きすぎます。

6月11日
次第に逞しくなってきました。アワノメイガ被害を受けて以来、見回りが日課です。
ん、この食害は何でしょう。
0611-トウモロコシ被害1 
緑色の糞がついている株もありました。
0611-トウモロコシ被害2 
うわっ、ひどくやられている。この株はダメかも。
0611-トウモロコシ被害4 
怪しい…ヤツ、アワノメイガか?
0611-トウモロコシ被害3 
全て別の株です。葉の裏、葉と茎の隙間、茎をチェックしましたが、犯人らしき怪しい虫は見当たりません。1株は雄穂を切り開きましたが害虫はいませんでした。
それぞれ、どの害虫にやられたのかも分かりません。
そしてこれは、幼虫は危険な虫っぽいのですが、成虫が食害するのかどうか知りません。0611-犯人ではない2
この蛾は何でしょう。
通常栽培のトウモロコシとの比較
害虫探しのため畑のトウモロコシを一生懸命見て、ふと顔を上げると、お隣の畑のトウモロコシ(写真左)の、色の濃いこと…。
0611-色の比較
写真右は私の、米ヌカボカシのみ与えているトウモロコシです。お隣さんは播種も遅かったはずですが、あっという間に追い抜かれてしまいました。雄花が咲く時期をずらすつもりでしたが、重なって交雑するかもしれません。
カボチャ(写真上)もお隣さんは濃い。そして巨大。
0611-カボチャも色が違う
私のカボチャは、まだこんなのです。どちらも写真映りは悪いのですが、新緑と盛夏の葉くらい色が違います。色の違いは品種の違いもあるかもしれません。隣は隣と思っても、あの、カボチャの繁茂を見ると、自然栽培は貧弱に見えますね。多分、通行人もそう思うことでしょう。
では、畑をしない人にとって、野菜の葉っぱの色は濃いのと薄いの、どちらが健康だと思われるんでしょう。

出穂と収穫
6月27日 出穂
こんな色の雄穂やヒゲは見たことがありませんでした。収穫まであと少しです。毎日のように雄穂が折れていないかなど、アワノメイガの確認をしていますが、1回目の襲来以降の襲来はありません。
0627-黄もちトウモロコシ
6月に一度、強風で倒れかかって株が弱り、栄養は実にまわらず根にまわっているかもしれず、あまり期待できないのが残念です。
1m未満の小さな株も結構あります。肥料は米ヌカボカシと草木灰-どちらも材料はタダ-しか使っていませんが、これらでは肥料が足りないのか、施肥の方法が悪いのか、栽培方法が悪いのか分からないことだらけ。分かっているのは課題があるということだけです。
7月5日 ヒゲの変色
7月初旬。トウモロコシのヒゲが変色して縮れ初めまています。
これまでに1株だけアワノメイガの被害を受けましたが、その後の被害はありません。アブラムシもヨトウムシの攻撃もありません。昨年の、化学肥料が原因と思われる大量にカメムシがつくこともない、というか、今年は一匹もカメムシがついていません。
収穫適期については、本によって異なります。「雌花の先が茶髪に変わった瞬間」、「ヒゲが半分ほど茶色に縮れ出したら食べごろ」、「穂の毛が(根元まで)茶色になったら」など様々です。 品種によって違うのか?

そもそも、黄モチトウモロコシの臙脂色っぽいヒゲは、白いヒゲと比べて変色が分かりにくいのです。試しに1本収穫しました。0705-黄もちトウモロコシ
実の詰まりはなかなかのものでしたが、名前とおりの黄色じゃない。早かったかな。
収穫してすぐに蒸して食べましたが、黄もちトウモロコシはモチモチ感はなく、ピュアホワイトも甘くはなく、どちらも収穫には早かったようです。

7月11日。黄もちトウモロコシの先端が何者かに食べられていました。とまっているキリギリスは肉食性で、羽化前のセミの幼虫なども食べるそうなのです。夜の観察で、食べている現場を見たこともあります…。多分、彼の仕業ではないと思います。幸い、ヒゲは残っていますし、被害は先端だけだったので、収穫しました。0711-黄もちトウモロコシ被害
すぐに蒸して食べました。わりと甘いのですが、期待していたモチモチ感はありませんが、味にも見かけにもうるさい子供がおかわりをしたので、そこそこイケるトウモロコシだったのでしょう。

7月12日の夜は台風のような強風が吹き荒れました。翌朝、心配で畑に行って、ついでに黄もちトウモロコシを収穫。ナメクジにヒゲを食べられかけていましたが、残った毛から判断すると、鮮やかな臙脂色は全て枯れた茶色になって、半分くらい縮れた状態です。
0713-黄もちとうもろこし
これは、ピザ用に実を取ったのですが、生のままでつまみ食いしました。皮の厚さはあるものの、香りが良く、甘みもあって、手が止まりません。とても美味しくつまみ食いしました。やっぱり、まだモチモチ感はありません。
0712-1本だけひどい害
この1本だけが、ひどい害を受けていました。アリが茎にも葉にもたくさんいて、多分、そのアリが運んだと思われるアブラムシが雄穂が隠れるほど密集しています。根元にアワノメイガらしき怪しい変色があったのですが、切り開いて内側から見たところ、この変色は穴は空いていませんでした。集中攻撃を受ける理由は分かりません。切り倒して、通路の草の中に埋めこみました。

7月23日 収穫適期
朝採れの黄もちトウモロコシ。0723-黄もちトウモロコシ
パリッと皮が破れて、ジュワーッと甘い汁が出ることを期待して食べた私の第一印象は「ん?想像と違う。イマイチ」です。
歯ごたえはほとんどなく、モサっとして、無茶苦茶甘いわけではありません。
ですが、「もちトウモロコシなんだ」と意識して食べると違う味覚が広がります。モチほどではないにしても、噛むと少しモチモチして、幾度も噛みたくなる素朴な甘さです。茹でた直後だけかもしれませんが。
味にうるさい小学生の次男が美味しいというので、間違いない味のハズです。この次男は先日、缶のコーンを食べて「甘くない」と食べるのをやめました。まあ、採れたてのトウモロコシが缶詰めに劣るようなら、私、この先、「缶詰めに負けた新鮮トウモロコシ」の不名誉を授かることになります。


管理について
不耕起栽培で取り組みました。その他詳細は以下のとおりです。
肥料
肥料は、少量の米ヌカボカシを幾度かやった程度です。化成肥料を、多分適量以上に施肥したためか、ものすごいカメムシがついた昨年と比較して被害が少な過ぎて、虫も食べない不味いトウモロコシなのかと不安になります。
コンパニオンプランツ
土寄せと除草がやりやすいように、今年は株間のエダマメの混植はしませんでした。根元まで太陽の光をあてて、光合成させるため、草も私にしてはかなり刈りました。
カラス対策
収穫適期で心配されるカラス対策はバッチリ-0705-お隣さんのトウモロコシ
な、お隣さんのトウモロコシです。1株ずつ支柱を立てて結わえて、風でも倒れないようにされています。このような細かさと技などは、栽培方法を越えて見習うべきところです。
私の畑では7月13日、また、トウモロコシが鳥にやられていました。0713-またやられた
この実だけではなく、大きくて充実したものにはレジ袋や0713-レジ袋をかけたり
ネットをかけます。0713-ネットをかけたり
新聞紙でカバーという方法も教わりましたが、雨や強風の日もあるのでやめました。

別の記事で、その後の自家採種についてまとめています。


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[ 2012/03/31 21:02 ] ├ トウモロコシ | TB(0) | CM(0)
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